氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

たまにはお庭に出てみませんか?

暇に飽かして我が家の庭を散策してみた。普段、草むしりさえ人任せにしている自分だ。不要不急の外出を控えねばならぬ立場としてはこんなことくらいしか暇の潰し方が思い浮かばない。つくづくワーカホリックだと気付かされる。

 

風も穏やかでポカポカ陽気だ。蹲も出番なくいつしかいい感じに苔生している。

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なに?蹲が読めないとな?ほほぅ~、この日本人の魂を売り渡した売国奴め等がっ!

 

いいだろう、教えてせんぜよう。これは「蹲」と書いて「つくばい」と読む。「這い蹲う」の「つくばい」だ。茶室に入る前に手を清めるための物であり、その手を清める姿が「つくばっている」様に見えることから「つくばい」と呼ばれる様になったとかならなかったとか。知らんけど。

 

まぁいい。温かい日差しの中、愛犬の「麩菓子」「貞子」も気持ち良さそうに日向ぼっこをしているお。

 

fish-on-ice.hatenablog.jp

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いつもながらなんて大人しい子等だこと。

 

どこからか勝手に飛んできた種子がピンク色の可憐な花をつけていた。

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誰に断ってうちの庭で花咲かせとんのや、おうっ!

ショバ代払ったらんかいっ!

 

季節はずれの柚子がしぶとく枝にしがみついている。

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重力に逆らいきれず土に落ちている実も4~5個は確認出来た。待てよ。冬にはもっとたわわに実をつけていたはずだぞ。それなのにその他の実は一体どこに消えてしまったのだろうか、という疑念を毎年感じてはいるのだが、追求するのがめんどくさいので例年、放置している。まぁ、有効活用してくれる人がいたならばそれが柚子泥棒とて許す。

 

寒椿もしぶとく残っている、とゆーか、桜が早くも散り始めのこの時季に満開を迎えながらも寒椿とはこれ如何に?

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なにやら品種によってはこの時季に花を付けるものもあるのだとか。この椿はいわゆる絞り系と呼ばれる赤白混在のタイプになる。少しばかり薀蓄をお披露目したところで我が家の庭におけるメインイベンターは此方。

 

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標高50cmにも及ぶ剣ヶ峰、巨大なキレットを要する通称「犬山」だ。あ、愛知県には同名の市があるけれど、それとは全く関係がないので勘違いしない様に。こちらは犬でも登れるという意味の山だ。さっそくバター犬ならぬチーズ犬が登頂に成功した様子が見られる。なに?キレットがわからない?ググれ。

 

最後になるが、1番の見所…といえるのかどうか、むしろ珍百景はこちらだ。

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嫁の家庭菜園だが、一体全体、何を作っているのだろうか?怖くて聞くことも出来ない。

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