氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

終わりよければ全てよし@元祖ながしそうめん「釜ヶ滝 滝茶屋」

桜がそうであった様に今年は何から何までフライング気味だ。九州が既に梅雨入りし、ここ東海地方にもその兆しが見られると気象予報士が語っていた。雨男の自分が言うのも何だが雨は嫌いだ。従って梅雨も嫌いだ。ただ前世を占ってもらったところ、自分はかつて「河童」だったそうだ。雨は嫌い、泳ぎも得意ではないのに「河童」とは不可解な。ただ何度も紹介するが洗車をすると必ず雨を降らせるという特殊技術&能力を擁している。名残といえばその事くらいだろうか。月曜日に洗車をしたら案の定、雨に見舞われた。

 

というか「河童」って架空の生き物だし。

 

SNSでチェックしながら行かねばならぬと思いつつ、GWは娘たちを祖父祖母に取られ機会損失を被った。どこへだって?いいかい、美しい者は美しい物を愛するんだよ。故に美しいものを見たくなったら即、行動だ。

 

ひまわりの名所として有名な岐阜県美濃市にある「洲原ひまわりの里」で、この時季は「ネモフィラ」の花畑が見られると聞き足を運んでみた。が、遅きに失した。まだ辛うじて花は付けているものの、咲き乱れるという表現には厳しいかな及ばない。それでもフォトジェニックなアイテムがそこそこ用意してあったので多少は目の保養になったか。

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ついで訪れたのは岐阜県郡上市にある「國田家の芝桜」だ。國田家のおばあちゃんが手塩にかけて育てたという芝桜の庭園だ。今やこの時季の観光名所ともなっているが、あくまでも國田家という他所様の土地だ。つまり1円にもならんのに赤の他人に開放している。自らの収集物や造形物を人様にお見せしたいという類いの寛容なる気持ちの表れかとは思うが、喜捨箱くらい置いてあってもバチは当たらないかと思う。と欲深な自分ならば当たり前にそう考える。

 

で、行ってみたものの國田家、お前モカ、俺キリマンジャロ

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そういえば先日、わざわざ津島市に藤の花を見に行った時もほぼ散った後だったことを思い出す。つまり今年はそんな年なんだ。すごすごと諦め来た道を引き返す。

 

昼食は馴染みの「流しそうめん」が良いと娘たちがいうので素直に言うことを聞いてあげた。2件もフラれた脱力感から思考能力が既に停止していたからだ。行き先は「元祖ながしそうめん釜ヶ滝滝茶屋」だ。が、滝前の特等席に案内された時にはそのあまりの風光明媚さにそれまでの事は全て忘れた。

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そして流しそうめんはアヒルちゃんの演出付き。麺つゆを運んでくれたおじさんがニタニタしながらそっと流れに添えてくれた。

 

食後は例外なく挑戦している釣り堀でその日の晩のおかずの獲得だ。5尾釣り上げるまでは何としてでも帰ることは出来ない。

背水の陣を敷く気概で挑んだものの、釣果はといえばあっさりと目標が達せられ幸いにして陽のある内に帰宅することが出来た。

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終わりよければ全てよし。お花畑はまた来年に持ち越しとしよう。まだ娘たちは付いてきてくれるだろうか。

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