彼女との出会い、そして置屋からの身請けにまで至るPayPayキャッシュバック編
「ごめん、これ50円に両替してくれない?」と差し出した100円玉。
「はい」と答え受け取った新入社員。なにを思ったか、外へ出ていこうとしたので、
「どこ行くつもり?」とやはり問うてみたくなる。
「えっ、銀行へ…」それが正しい発想かどうかは別にして、なぜその考えにたどり着いたかを聞きたかったが急いでいたので別の者に頼むことにした。
女子社員からは「カワイー、カワイー」と本音なのか冗談なのか黄色い声援?を浴びてはいたが、まぁ、皆がそういうならば「可愛い」で良いだろう。紛う事なき実話です
先日の日曜日、自分が携わるフェスも終了し、まだ残る後片付けをと岐阜駅前を歩いていると、前方からランニング用のリュックを背負ったキン骨マンの様な出で立ちの男が走ってきた。「よぉっ!」と声を掛けられまじまじと顔を見ると、高校時代の同級生、今は自らも利用しているワラ-チと呼ばれるランニングギアを、それこそ全国に広めようという野望を抱き邁進しつつある通称「クレージーワラーチ師匠」だった。
「いや、名古屋で講演があったからそれを聞きに行ってきた」
といとも容易くそこにいる理由を説明するのだが、ちょっと待てよ。岐阜から名古屋って普通に40kmはあるじゃん。で、名古屋まで走って帰りは電車、岐阜駅からは自宅まで再び走って帰る途中の出来事だった。
まぁ、放っておけば200kmでも300kmでも平気で走る様な奴なので、常人とは比べようがない。因みにその日はちゃんとワラーチを履いてはいたが、普段のレースは裸足で出場する。アべべが如く先人がいたからこそまだ自分の様な老輩には理解出来こそはするものの、現代に於いては病人、若しくは靴も買えぬ貧乏人と蔑まれること無きにしも非ずであったかと思う。
というわけで、来月にはフルマラソンも控え自らにもムチを入れねばならぬ、といつもの様に金華山ドライブウェイ経由の13km。
ここらで新しくランニングパートナーとなった彼女を紹介しよう。はい、「すん子」ちゃんでーす。悲しいかな、以前のパートナーだったガーミン、通称「がみ子」ちゃんがお亡くなりになられた時に、「うんともすんとも言わなくなった」とここで表現したら、もぐりの鍼灸接骨院の院長が「すんとも言わなくなったら次はスントですね」などと余計なアドバイスをくれたもんだからその通りにしちゃったじゃんか。意志薄弱な消費活動も多少なりと経済効果をもたらしていることだろう、きっと。
ただせっかくなら少しでも安く入手したい。で、今回はご存知「ヤフオク」で新品を落札。世間的にはニッチな商品になるのか、運が良いことに競合相手もおらず「えぇんかしゃん?」といった有り得ない価格で落札。嫌味が如くオークションに流す前にAmazonで実際に入手した価格を添えて送られてきた。これに関してはかなりの損害が出ていた様子だが、どうせ他で儲けていることだろう。
で、当然のことながらヤフオクでも使えるものは親でも子でも隣のジジイでも使ってやれと、PayPay利用で貯まりに貯まったキャシュバックを使い端数まで払ったった。実にせこい身請けとは思いつつも世間的には賢いに決まっている、とそう思う。
毳?毳毳?もじゃもじゃ?
「林」など同じ漢字を使い構成される漢字のことを「理義字(りぎじ)」と呼ぶが、その中でも「森」など3つの漢字を使い構成される漢字のことを「品字様(ひんじよう)」と呼ぶことは当然のこと、誰もが知っているだろうから今更説明することはないだろう。
何よりも理系の自分でさえ知っている。大学は文系だったけどね。まぁ、それはいい。どのみちドロップアウトしているからこの際、関係はない。
因みに「毛」という漢字が三つならぶと「毳」になる。そしてその「毳」が二つ並ぶと「毳毳」となる。読み方?ググれ。
意味としては、ちゃらい、毒々しい、金ぴか、はでやか、諄い(くどい)、どぎつい、きんきら、派手など一見して人目を引く趣味の悪さなどを指す言葉となる。
となればもう想像がつくだろう。そう、「毳毳」と書いて「けばけば」、要するに「ケバケバしい」といった意味になる。最近では「ケバい」と三文字で片付けられる。
ついでに「毳」の一文字だと「むくげ」となり「産毛」などの柔らかい毛のことを指す漢字となるのだが、要するに産毛も二つ重なり密集すれば、チャラいかどうかは別にして「諄く」「毒々しい」ものへと変化するというわけだ。はい、長ったらしい「毳」の解説はここまでです。
自分は生まれつき体毛が薄い。実に3歳になるまで髪の毛が1本も生えてこなかったらしい。ただそのことでご近所に心配される中、母親は当時流行っていたアニメ「おばけのキャスパー」の主人公に準え、自分のことを「キャスパー」と呼んでいたらしい。因みに「オバQ」はまだ髪が3本残っていたが「キャスパー」には1本もない。
そんな自分ではあるが、齢56ともなれば「毳毳」しくは無いにしろ、ある程度お手入れの必要に迫られることもある。それがどんな時かって?さぁ、それは言えん♡
ところがだ、最近、宅のすねに大量アリンコ発生中の坊主が生意気にも髭を剃るようになり、以前から自分が使っていた髭剃りを我が物顔で使う様になった。自分がどこにそれを使っていたかなどはなぁ~んも知らんと(爆)
仕方がないから改めて自分専用の髭剃りを購入した。数の論理からすれば少ないよりも多い方がより「つおい」だろうと単純に考え5枚刃のT字カミソリを購入。しかし、今時は5枚刃なんてのがあるんだね。その内10枚刃、20枚刃なんてのも出てくるんじゃないか?アームカールで腕力を鍛えておかないと。等、くだらないことを考えつつ、その5枚刃の効能・効果・実力の程はまたいずれ、多分、期待しても報告はないと思う。
内憂外患
ダウン症児を子に持つ親の会があると聞き、藁にもすがる思いで参加してみることにした。
NPO法人が主催する、いわゆるダウン症の会の中に、新生児の親の会というのがあり、入会はしていなくとも参加出来ると聞き試しに参加してみることにした。
赤ちゃんと一緒に5〜6名の親がいただろうか。皆、ダウン症児の親達だ。但し父親は自分しかいない。ダウン症児の子育て経験がある母親を中心に円陣となり、各々の心配ごとや様々な相談に答えてくれた。
まぁ、言ってみれば入会を促す勧誘に近いものだとは知りつつも、情報に疎い現状を鑑みるにメリットは多少なりともあるだろうと入会することにした。何よりも自分のことより家内のことだ。
長男のママ友はそれなりにはいた筈だが、こと長女が障がい児となれば必然的にママ友は出来にくくなる。それにも増して長男のママ友と疎遠になるのではないかということを懸念していた。会に関わることにより交流を増やし、新たなる理解者が増えてくれればよいとの自分なりに考えた結果だった。
ただあくまでも「なり」は「なり」。自分にとってのメリットが家内に当てはまるものではないと痛感することになる。ただ家庭に障がい児がいるだけでこれほどまでに悩みが勃発するとは当然のことながら想像出来るわけもなければ範疇を超えている。
つまるところ、敵は外だけでなく内にも存在することになる。
キャバ嬢の華やぎになぞらえた缶チューハイひとり論争
多分、季節はとうの昔に「秋」だ。自覚もある。暦の上ではたしか8月中に「秋」となっているはずだ。残暑という言葉は「秋分の日」までは使えるらしい。ならば辛うじて許せるとしても「サマー」の3文字は9月の23日までがその範囲だと認識する。
「サマー・ザ・シャープ」
なんとも爽快感をともなうネーミングではないか。とはいいつつも、ニュアンスがいまひとつ把握出来ないものだから、Google先生に翻訳をお願いしたところ「夏のシャープ」と和訳していただけた。シャープはもはや日本語だと初めて知る。
出会ったのは7月の初頭だったろうか?とあるドラッグストアでのことだ。つーか、ほぼほぼ新商品との出会いはドラッグストアばかりなので、今更周知させる必要もないかと。
キャバ嬢に貢ぎに貢いで身上つぶしたと嘆く話はよく聞く。身の程知らずと言ったところで当の本人はわかりもしなければ説諭に耳を傾けることすらしないだろう。正直、自分にしてもその要素は十分に孕んでいると自覚する。これが気に入ったとならば後先を考えずに貢いでしまう癖があるからだ。
毎日、ほぼ毎日これがその棚にある限り貢ぎに貢ぎまくった。ケースで買えばいいじゃん、とどこからか声が聞こえてくる。それは確かにその通りかも知れない。しかし考えてみて欲しい。キャバ嬢はキャバクラという場所にいるからこそ見た目も華やぎ人としての魅力も増すわけだ。それに時間制限により限られた間でしか一緒にいられないといった不自由さがある。
それを金にものを言わせ見受けしたとしよう。いつでも手の届くところにいる。それはそれで良いのかも知れないが、綾小路きみまろも言う。「あの頃は食べちゃいたいぐらい可愛かった。あれから40年…あの時食べておけば良かった」となりかねない。まぁ、キャバクラ在職40年というのもどうかとは思うが…。
要するに、いつもその棚にあり、尚且つ鮮度を保つがごとくキンキンに冷えた状態がキャバ嬢になぞらえて旬なわけだ。然しながらお別れの時が来た様だ。
別れはいつも突然訪れる。状況としては「結婚することにしました。今日が最後の出勤です。今までありがとうございました」といったところだろうか。いよいよ残すところふた缶となってしまった。たった数ヶ月の付き合いではあったが、思い出を噛み締みしめる様に棚から拾い上げ買い物かごへと入れる。こちらこそお礼がいいたい。今まで本当にありがとう。
「いらっしゃいませ~♡ 今日が初出勤でーす。これからもよろしくね」
旬が去ればまた新たな旬が訪れるというものだ。新しくやってきたのは実に緑が似合う、如何にも爽やかな出で立ちの娘だった。一目見て虜になってしまった。
「こちらこそよろしく~♡」
また当分は通い詰めることになりそうだ。
優雅な休日の過ごし方・タピオカは優雅過ぎた
こんなことがあって良いのだろうか?とは言っても、言うほど気に病む話でもない。家族の中で自分だけが休みとなってしまった。
子ども達は学校。子ども達の母親は仕事へと出かけ、残されたのは自分ひとりという解放感!久しぶりの独身時代を果たして垣間見られるのだろうか?
ただやらねばならぬことはある。朝一で長女を学校にまで送っていき、帰宅するとランニングの用意をする。前日行われたイベントの打ち上げは大いに盛り上がり調子にのってアルコールを過剰摂取してしまった。というわけで、車を置いてバスで帰宅してしまったがためそれを引き上げねばならない。ならばいっそのこと練習も兼ね職場まで走って行こうというわけだ。
片道にして約10kmの距離なのだが、せっかくの休みだ。ちょっと寄り道をと思い金華山ドライブウェイを経由しての約19km。ここのところイベントの準備等でなかなか練習の時間がとれなかったので、鈍った身体にムチを打つにはちょうど良い距離となった。
帰宅し、シャワーを浴びると時計の針は午後1時半。少し小腹が空いたので冷蔵庫をゴソゴソと漁る。これも一人の時だから出来ることだ。冷蔵庫の中は自らの縄張りとばかりに触られるどころか見られることをも嫁は嫌う。コンビニ弁当があったので、それを片付けることにした。消費期限は敢えて見ない。当たれば当たった時だ。
ランニングのあとだから当然、汚れものも出るわけだ。洗濯機を回しながらお次は冷凍庫を探ると『ガツン、とみかん』のお徳用があった。箱の中を覗くと3本入っていたので、娘たちの分を残しておけば良いだろうと1本をくすねる。
洗濯物を干すとPCに向かいネットサーフィンを楽しむ。と、どうやらその内に居眠りをしてしまったらしい。玄関でのガチャガチャとする音で目が覚めた。時計を見ると午後3時半。次女が帰宅した様だ。
二人で先に干してあった洗濯物を取り入れ畳み、遊びに行く約束もしていないということだったので出かけることにした。目的はほぼ「おやつ」のためだ。そこで市販のもの以外、二人にとっても初めてとなるタピオカ体験をしてきた。が、結果、初物の感動よりも、そのお値段がけして安くないことにより心を動かされることとなった。スガキヤのソフトクリームならば5個買ってもお釣りが来る。
午後6時には長女を自立支援施設にまで迎えに行かねばならない。それまでゲームセンターでホッケーやらドライブゲームで時間を潰すと次女を自宅まで送り届けるとこれで1日の休みが終了したとやっと感慨にひたる。まぁ、それなりに充実した1日だった様な気がする。
坊主が帰宅すると、嫁が坊主に『ガツン、とみかん』を手渡しながら「あんたのために買ってきたのにもう2本だけしか残ってないやん」とブツブツ言いながら次女にキッとした目線を送っていた。
一本分、身代わりになってくれてありがとう。
観光地「高山市」も天下分け目の合戦「関ケ原」も刃物で有名な「関市」も岐阜県なのに…。
岐阜には毎年10月の第一日曜日に開催される「ぎふ信長まつり」というものがある。これは「岐阜」という地名が織田信長によって命名されたのを記念し毎年開催されるものだが、この「岐阜」という漢字が「使い道がねぇ」&「使い道がねぇから書けねぇ」が為、岐阜の知名度が都道府県ランキングで常に下位を維持する原因ともなっている気がする。
てゆーか、せっかく織田信長が「岐阜」と命名したのにわざわざ「ぎふ信長まつり」と平仮名に置き換えるなよっつーの。
で、その「ぎふ信長まつり」に便乗したかの様に同日開催されたものに「タマミヤフェ酒(シュ)」、略して「タマフェ酒」というものがある。今年で第2回目だ。
実は知名度はまだまだだが、岐阜のJR駅前は一大飲食店繁華街となっている。元々は日本でも屈指の問屋街だったレトロな街並みがそのままの形を残し飲食店街として生まれ変わり、今や「世界のタマミヤ」という観光地名称として岐阜県が世界に発信しようとしているのだ。
この「タマミヤ」というのは、この居酒屋街の中心地区が玉宮町という名称であるという理由から名前をお借りした。故に特定した地域を指すものではないといった意味で「タマミヤ」と片仮名表記がされている。
さて、その「タマフェ酒」だが、近隣飲食店が「世界のタマミヤ」を県の内外を問わずもっと多くの人に知らしめるといった目標&目的の元、運営されている。
プロデュースは岐阜出身の「Ryurex」from Mega Ryu(メガリュー)がつとめる。
音と食のエンターテイメントのみならず、真昼間からはしご酒を楽しもうというのがイベントの主旨で、それ故に「タマミヤフェ酒」と酒の字が使われることになった、実にけしからんフェスティバルなのだ。
実は自らもまた、このイベントに関わっており、そういった意味でイベントの成否に関してはその責任をも負わされている。
が、結果、秋の好天にも助けられ盛会のうちに幕を下ろす事が出来た。
ホッと胸をなで下ろすも終わりは始まり。来年に向けての反省や課題は山積している。おちおちとはしていられない。
アイドルの追っかけって凄いのね。わざわざ東京から60名の徒党を組んで来岐してくれたのだと。オタクパワー炸裂で盛り上げ役を大いに買ってくれました。
しかし、ビールブースにて空いた生だるの量…。
ぱねぇ!!!
ツンデレパン教室 あんこ諸記・番外編2
この際、誤字脱字、多少文脈がおかしかろうがどうでもい
帰宅し荷物を置き、机の上をふと見ると、いつもならば閉
「またなんのイタズラだよ」
と呟きつつ読んでみると、なんの事はない、10月に予定さ
「自立記念日」と称し、生徒が自分でおにぎりを作ってきて学級の仲間tと一緒に食べるという企画が先週の土曜日に行われた。その土曜日出席の代替日として再来週の月曜日が休校となるわけだ。それならば暇を持て余している娘をも受け入れてあげようと言ってくださったのでありがたくお言葉
読み進めるうちに、ここ数十年に渡り言われたこともない
「あいしています」
ここ最近、反抗期のそぶりが顕著に現れ始め、自分だけで
「お手紙読んだ?」
長女がスタスタと前触れもなく部屋へと入って来た。おい
「うん、読んだよ」
「ふぅ〜ん」
と、言葉を返すや否や、Macに貼り付けてあった手紙を
「なんだ、ツンデレだったのか」
親子の絆は言葉では語り尽くせない。