毳?毳毳?もじゃもじゃ?
「林」など同じ漢字を使い構成される漢字のことを「理義字(りぎじ)」と呼ぶが、その中でも「森」など3つの漢字を使い構成される漢字のことを「品字様(ひんじよう)」と呼ぶことは当然のこと、誰もが知っているだろうから今更説明することはないだろう。
何よりも理系の自分でさえ知っている。大学は文系だったけどね。まぁ、それはいい。どのみちドロップアウトしているからこの際、関係はない。
因みに「毛」という漢字が三つならぶと「毳」になる。そしてその「毳」が二つ並ぶと「毳毳」となる。読み方?ググれ。
意味としては、ちゃらい、毒々しい、金ぴか、はでやか、諄い(くどい)、どぎつい、きんきら、派手など一見して人目を引く趣味の悪さなどを指す言葉となる。
となればもう想像がつくだろう。そう、「毳毳」と書いて「けばけば」、要するに「ケバケバしい」といった意味になる。最近では「ケバい」と三文字で片付けられる。
ついでに「毳」の一文字だと「むくげ」となり「産毛」などの柔らかい毛のことを指す漢字となるのだが、要するに産毛も二つ重なり密集すれば、チャラいかどうかは別にして「諄く」「毒々しい」ものへと変化するというわけだ。はい、長ったらしい「毳」の解説はここまでです。
自分は生まれつき体毛が薄い。実に3歳になるまで髪の毛が1本も生えてこなかったらしい。ただそのことでご近所に心配される中、母親は当時流行っていたアニメ「おばけのキャスパー」の主人公に準え、自分のことを「キャスパー」と呼んでいたらしい。因みに「オバQ」はまだ髪が3本残っていたが「キャスパー」には1本もない。
そんな自分ではあるが、齢56ともなれば「毳毳」しくは無いにしろ、ある程度お手入れの必要に迫られることもある。それがどんな時かって?さぁ、それは言えん♡
ところがだ、最近、宅のすねに大量アリンコ発生中の坊主が生意気にも髭を剃るようになり、以前から自分が使っていた髭剃りを我が物顔で使う様になった。自分がどこにそれを使っていたかなどはなぁ~んも知らんと(爆)
仕方がないから改めて自分専用の髭剃りを購入した。数の論理からすれば少ないよりも多い方がより「つおい」だろうと単純に考え5枚刃のT字カミソリを購入。しかし、今時は5枚刃なんてのがあるんだね。その内10枚刃、20枚刃なんてのも出てくるんじゃないか?アームカールで腕力を鍛えておかないと。等、くだらないことを考えつつ、その5枚刃の効能・効果・実力の程はまたいずれ、多分、期待しても報告はないと思う。