氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

麒麟はくる?客は来ないけど

あれだけ「行け、行け」と焚きつけたクセに、自らは右足からも左足からも勿論、両足からも踏み入れたことがない「麒麟がくる 大河ドラマ館」へと初スニーキングしてみた。因みにコロナ真っ只中の時期には閉館の憂き目に遭っていたが、この22日に再び開館する事となった。


おもむろに玄関口から入ろうとしたら、青い福を着た屈強とは真逆にある初老の男性に行く手を阻まれた。先ずは検温が必要という。検温後、初めてチケットが購入出来るといったシステムだ。逆にチケットを購入してから入場を断られたら憤慨するだろうな、などとどうでもいい妄想をしていると、お次は問診票を書けと言う。最近、発熱はありませんですか?とか咳はでませんか?といった簡単な質問だが、それにしても実に入念なチェックの入れ様だ。


そうした後にやっと会場内へと招き入れられる。が、例え親子であろうがチケットは一人ずつ持たされて、捥り(もぎり)の際は出来るだけロングなディスタンスをとらされる。床にはテープが貼られしっかりと社会的距離が表示されている。

f:id:Croquis009:20200528154910j:image

ただ、見ての通りお客の姿など殆ど見られなかったが、これくらい杓子定規に徹底した方が良いかとも思った。


歴史になど全く興味がない娘達ではあったが、会場の至るところに立つ等身大パネルを見ては、

「いやぁ~ん、イケメンばかりぃ~♡」

と身悶えていたが、もっくんのことが殊の外、気に入った様でうっとりとして見入っていた。

「この人はな元ジャニーズで『じたばったするなよ』って歌ってたんだぞ」

「うそ~、ジャニーズだったの?」

「でな、実は若く見えてお父さんとあまり歳も変わらないんだぞ」

「もっとうそ~、なんでこんなに違うの~」

「ほっとけ」

実際、三つしか変わらない。顔も良ければオマケに字もうまい。

f:id:Croquis009:20200528154946j:image

唯一マイナス要素があるとしたら女性を見る目が個性的だということくらいだろうか?


ま、そんなこんなで長居することもなくスッスッと駆け足でのスニーキングだったので特筆する事もなければ写真もろくな物がない。


嬉しかった事といえば退館時にもらったウェットティッシュだろうか?

f:id:Croquis009:20200528155004j:image

これを読んで行ってみたいと思った方は是非、訪ねてみるといい。なんかネガティブな締めくくりだけど、けしてそんな事はないからね。気のせいだから。

 

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ いきいきオヤジへ
にほんブログ村