氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

キミはリアルにガーフィールドを見たことがあるか?

懇意にしている置屋のマダムが生誕◯◯周年をお迎えになられたということで、不躾ではございましたが市場からの帰宅途中にご自宅に寄り、お祝いの品をお渡しして参りました。まだ早朝だというのに快く謁見を賜りつつがなくお渡しすることが出来ました。今後とも幾久しくお付き合いのほど、宜しくお願い申し上げ奉ります。

 

おそらく自分はその時、ガーフィールドという名のネコ科のキャラクターみたいな目をしていたことだろう。つまり半開きだ。緊急事態宣言が明けたものの、岐阜市は独自の時短営業を強いられ営業自粛。それが14日を期限とし、やっと明けたと思ったらいきなり週末金曜日。コロナ禍に於いてはもはや死語となってしまったが華の金曜日、つまり「華金」だ。

 

とはいえ、多くの人の意識は「はい、そうですか」と手のひらを返した様にいかないのが現実だろう。確かに通りに人影は増えたものの、全盛期のそれとは比べ物にならない程度の人の数だった。特に若者が目立つね。というかほぼ、若者しかいない。

 

事実、来店客の顔ぶれをみても50代以上は3名、残りは20代と思しき顔ぶればかりだ。よって無駄に夜が遅い。全ての客が引け、それから洗い物などの後片付けに帳面作業を終え帰宅したのは日付も変わり深夜1時だった。

 

自分はご承知の様に株式会社ジャニーズ事務所(仮名)所属の全店舗分の仕入れ業務をも兼任している。毎朝、ほぼほぼ4時が起床時刻だ。残り3時間。無理やりにでも寝なければと思いはあるものの、仕事明けで気分は高揚している。ダメだ。てんで寝られやしない。つーか、寝れる気がしねぇ。

 

20代の頃は深夜2時まで仕事をし、仕事から上がるとその足でスキーに出かけ、帰ってきてからは飲みに行き、そして朝までフィーバーなんてことをざらにして来た自分だが、この年齢になるといくら同年代の中では体を鍛えているとはいえ来るべきところには確実に来る。

 

いくら重力に抗おうと勝てる道理もなく、息をすれば確実に細胞が酸化する。つまり耐性が弱まっているという事実をそろそろ自覚せねばならない。

 

まぁ、簡単にいうと結局、寝る暇が無かったからそのまま市場へ行っちゃったってこと。で、ガーフィールドみたいな目になったのにはそういった理由があると言いたかっただけのこと。

 

置屋のマダム宅から各店に配達を済ませての帰り道に素敵な光景を目にした。

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マガンだろうか?これほど間近で渡り鳥を見たのは初めてのことだったので、あまりの興奮に閉じかけた眼もさぞかしパッチリとしたことだろう。

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