「手塚治虫図書館」からの~@ミニストップ「なめらかプリンパフェ」
西郷輝彦が亡くなったと速報が入った。二枚目だったよね。おまけに歌も上手い。久しぶりに彼の歌が聞きたくなって「あなただけを」をググってみる。あおい輝彦だった。紛らわしいんだよ。顔も似てるし。ついでにWikipediaを眺めていたら、あおい輝彦ってジャニーズ事務所の初代のタレントなんだってね。グループ名がまんま「ジャニーズ」だったらしい。そして「あしたのジョー」では矢吹ジョーの声役を務めていた。両方の輝彦にお悔やみを申し上げます、ってあおい輝彦は死んでねぇって。取り敢えずせごどんの方にごめんなさい。
某大手中華料理屋でくっそ不味い昼飯を食べさせられた口直しに「おかしの里もりや」でお菓子を買ってくれと娘2号が言う。どういう理屈かはわからないが、「おかしの里もりや」がテナントとして入っている大型ショッピングモールへと向かった。
当の店に着いたは良いが、遠巻きにして見た次女が叫ぶ。
「ダメ!同級生がおる!」
いつもそうなんだけど、出かけた先で知り合いに会う事を極端に嫌うんだよね。
「いいじゃん、別に。友達じゃないのか?」
「そんなに仲が良いわけでもないし、お父さんと一緒のところを見られるのがいや」
ちょっと傷つくんですけど。
「万が一、見られたら『おじいちゃんです』って紹介するから」
って、刃渡り27cmの刺身包丁でズタズタに刺された気分だゎ。
「じゃ、その子等が帰るまでそこら辺をうろついていよか」
「うん、ありがとう」
オレも随分とお人好しだよね。
するとモールの一角で書店「丸善」が提供する「手塚治虫書店」なる原画の展示が行われていたので入ってみた。
懐かしい漫画、それも原画の数々が飾られている。娘たちは手塚治虫の名は知っていてもその作品はほぼ知らない。「鉄腕アトム」くらいだろう。「ブラックジャック」に「どろろ」、「ジャングル大帝」に「マグマ大使」など小学生の頃に慣れ親しんだ漫画ばかりを前にして思わず「マグマ大使~!」と叫びながら「ピコピコピー、ピコピコピー、ピコピコピー」と黒木香でもないのに感動の笛を吹きそうだった。
そんなこんなで時間を潰し、無事お菓子を2人で1,000円分も買わされるとお次は「ミニストップ」、略して「ミニップ」へと向かう。勿論、目的はスイーツだ。期間限定で「なめらかプリンパフェ」が50円引きで購入出来るとの情報をとある筋から入手したからだ。
おまけにPayPayクーポンが利用でき200円のキャッシュバックが得られるのだよ、杉山くん。我ながらお買い物上手さん。
ただ、
「あの、すみません。イートインをご利用されるのであれば消費税を10%頂戴しなくてはなりません。お客様からは8%しか頂戴しておりませんので店内飲食はお控え下さい」
と言われてしまったので、すごすごと車の中でイートインする事となった。
「店内でお召し上がりですか?」
と先に訊いておいてくれれば20円くらいのショバ代を惜しむことなんて無かったのにねぇ。このいけず。