罠にハマるプラシーボな人々
なぜだろう?「ご当選おめでとうございます!」と書いてある。
当選なのか?「サンプル無料提供」の案内が配られていたから応募しただけなのに。応募の反対が当選ということならばそういうことなのかも知れない。送った全員がもらえるものだと勘違いしていた…のか?まぁいい。
別にどこといって悪いところはない。ただ若いうちならば比較的修正が効きやすい身体の悩みも、年齢を重ねると「なってからでは遅い」という話になる。同年代の男女の中では比較的アクティブであることを自負してはいるものの、実は予防ヘルスケアに余念がない。
ピンポイントで膝の痛みを緩和させ「翌朝には元気に散歩に行けました」だったり、寝起きバッチリやる気漲る、飲んでて良かったこの一本!なんて巷に溢れたキャッチフレーズに騙されることはないものの試してみたくはなるのは心情である。
要するに人というものは知らず知らずの内にプラシーボ効果を得たいと考えているのだ。プラシーボ効果がわからない?いつもならば「ググれ」と返すところだが、今日の私は機嫌が良いわけではないがちょこっと優しい。
簡単に言ってしまうと同じ薬に1円と1,000円の値を付け患者に与えたところ、1円の薬を与えられた患者にはなんら変化は起こらなかったが、1,000円の薬を与えられた患者はすこぶる元気になったちゅー話だ。あくまでも例え話だから鵜呑みにしない様に。要するに値段が高けりゃそれだけで効いた気になるってことね。水道水の美味しさが全国でもトップレベリーな岐阜県でもミネラルウォーターが重宝がられるのもそういった理由だったりするのかも知れない。
無料でくれるサプリメントなど無料で配ることが出来るだけに原価などたかが知れている。次回から同じものを定期購入しようとしたら添付された応募はがきには4,800円が必要だと書いてあった。そう聞くと無理やりにでも効いた気にならざるを得ない。
ただ、楽天ならば4,150円、Amazonならば4,200円。メルカリなら3,000円代で購入出来る。無料お試しセットを取り寄せての転売は明らかだ。メーカーも承知の上のことだろうが、それを購入する人のその先の定期購入を見込んでいるとも考えられる。いずれにしてもメーカー側にとってはそのものが宣伝となり、むしろプラス効果なのかも知れない。
自分は転売などという、その様な面倒くさいことはしない。この際だから実直に試してみようかと思う。効き目があるならばメーカーになり代わり大袈裟に宣伝してやる。
ところで、同日に山田養蜂場からもローヤルゼリーの無料サンプルも送られてきた。
これに関してはお願いした記憶が全くない。ひょっとしたらどこかで個人情報が漏れているのか?そこから自分の年齢を見据えてターゲットにされたのかも知れない。まぁ、頂けるものならばこれもまた試してみてやる。
ただ、これ以上、元気になっちゃったらどうしよう。自分の元気ぶりがどれほどのものか実感してみたいという方は、ただいま無料モニターキャンペーン中につき1万名様のみ完全無料でお試し頂けます。その後の定期購入も承ります。歩くドモホルンリンクルを是非お試し下さい。