我が心のジョージア@松屋「シュクメルリ鍋定食」
「ジョージア」
その昔は「グルジア」と呼ばれていたはずだ。何故、それが昨今になり「ジョージア」と呼ばれる様になったかと言えば、それは秘密です。
あ、いや、秘密にしておく必要が全くないので説明しよう。それは日本が法律で「そうしましょ」と決めたからである。他所の国連加盟国は皆「ジョージア」って呼んでるんだって。ただ現地グルジア語では自国を「盛ると舌」、もとい「サカルトベロ」と呼んでいるそうだ。「日本(ニッポン)」が「ジャパン」と呼ばれることよりも違和感を禁じえないのは自分だけだろうか?
その「ジョージア」に「シュクメルリ」という料理がある。焼いた鶏肉を牛乳などの乳製品で煮込むいわゆる鍋料理だが、特徴としてガーリックがふんだんに効いている。当然、この様な料理があることは見た目フレンチだがジャパニーズの自分は知る由もない。後で調べたのさ。
では、何故調べなくてはならなかったかと言うと、例の「PayPayで40%戻ってくる」キャンペーンで、相変わらず貪欲にも恩恵にあずかろうと提携店「松屋」を訪れたことにある。
食券を買おうと券売機に目を向けると、季節限定メニューなるものがあった。当然、気になるよね?で、ポチってみたら、「シュクメルリ鍋定食」なるものが飛び込んで来た。
「なんだそれ?」
そこに山があったら登りたい漢である。にわか登山家のくせに言うことは立派。当然、ためらいもなく注文してみた。
目の前に置かれたそれは、明らかにそれが使われていると誰しもわかる程のニンニク臭を発していた。
鶏肉、並びサツマイモの乱切りがグツグツ音を立てて煮込まれている。
要はフレンチでいうところの「チキンのクリーム煮」(Fricasse de Poulet)を田舎くさく素朴なものにしたといった感じだろうか?
味は…、まぁ悪くはない。
ただ熱い、熱すぎる!
秘密を晒すのは本意ではないが
、極端な猫舌なんだよ、オレは。
折しも昨日の岐阜市に於ける最高気温は17.5℃と2月にしてはまさに狂気の沙汰だ。顔から頭から汗がダーダーと流れ落ち、運の悪いことにそんな時に限ってハンカチを忘れて来てしまっていた。
あとね、更に言わせてもらうと、やっぱりこの手の料理はご飯と味噌汁では無理があると思うの。オマケに鍋底に大量に残ったソースが勿体なくて。
でね、スプーンですくって口元まで持ってきてはみたものの、超熱すぎて舐めることすら無理。発想は悪くはないが、自分が注文することは二度とないだろう。
で、自分はYahoo!プレミアム会員なので還元率は40%ではなく50%。