氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

あっち系よりもこっち系。マッサージのすすめ vol.1

別に痛いところも痒いところも擽ったいところもない。ご存知だとは思うが、一応説明しよう。最後の「擽」「くすぐったい」と読む。ドゥーユーアンダスタン?

 

因みに皮膚感覚は触覚・圧覚・冷覚・温覚・痛覚とに分かれ、「痛い」はこのうち痛覚に分類される。ならば「痒い」「擽ったい」は?これに加え「痺れ」などは上記の5つが上になったり下になったりと複雑に絡み合い皮膚にもたらす感覚なんだと。へーへーへー。

 

で、冒頭に戻るが、ふと「足つぼマッサージ」を受けてみたくなった。ここの所、ランニングやトレランでかなり足を酷使している。本人に自覚がないまでもかなり疲弊していることだろう。いや、疲弊しているに違いない。どっこい、疲弊しているに決まってる。

 

いつもの通勤途中に、中国人が経営しているリラクゼーションサロンがある。

 

いいかい?

一応、言っておくが、いかがわしい所ではないからね。至極、まともなマッサージ屋だ。

 

先にググってみると9:00~23:00まで営業しているという。オマケに年中無休だ。さすが商魂たくましい華僑、恐るべし。予め電話をしてみると、直ぐにでも出来るということなので、取りも直さず潜入してみた。

 

店の名は「美幸(みゆき)」という。ネットで見る限りでは女性オーナーの様だ。だが、出迎えてくれたのは男性スタッフだった。その男性がオーナーとどういった関係なのかは知る由もないが、知ってどうなるものでもない。

 

こちらの要望を告げると、流暢な日本語で椅子に腰をかけろという。

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こざっぱりとした店内


ひょっとしたら日本人なのかも知れない。正直、「足つぼマッサージ」は痛い。初めて経験したのは約24年前、当時のバリ島、今でもバリ島だった。我慢することを知らない性格なので、出川哲朗並なオーバーアクションで痛がってみせた、ではなく痛くて大暴れした。

 

ただ、回を重ねると、あの痛さも次第に快感へと変わり、今では平気で居眠りが出来るほどとなってしまった。

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先ずは足を温めて…

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そして施術



30分超、みっちりとやってもらうと残りの約90分は全身のマッサージだ。残念ながらここから先の写真はない。

 

うつぶせに寝かされると、先ずは両の手で頭を撫で回された。

 

「あ…

 

暖かな指が首筋をゆっくりと這い、肩甲骨にまで進むとまるで筋肉の量を確かめるかの

様に穏やかな動きから段々と激しさを増していくのがわかる。その指先が醸し出す、緩

やかだが激しい、矛盾に満ちた官能の世界に身も心も委ねる。

 

こんな時間がいつまでも続いてくれたらいいのに…。

 

「はい、終わりました。お茶を用意しますね」

 

実に短く感じられた2時間だったが、充実した2時間でもあった。次回、利用する時は女性スタッフを指名してみようかと思う。だから、くどいようだがそういう店じゃないから。

最後に、お願いしたコースは120分で5,000円(税込)の「全身ゆったりコース」だったが、他にも「脂肪燃焼コース」なんてのもあったりする。機会があればそちらも試してみたい。

 

そして帰りにはなんと!平会員でもゴールドカードがもらえたりもする。

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最後にメニューはこちら。

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