氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

happy Birthday February.6は福山雅治と同じ誕生日

娘たちの母親、兼、義父母の娘の誕生日ワズ。おっと、いけねぇ。すっかりと忘れるところだった。宅の坊主の母親でもあった。いったい幾つになったのだろう?果たして魑魅魍魎に年齢があったりするのか?本人が知らぬとはいえ、さすがにそれは言い過ぎだろ。

 

といったわけで、細やかではあるが家族でそれなりにお祝いをしてあげた。とはいえ、特別なことは何もしない。少々、プレミアムなビールをプレゼントとするだけだ。

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出どころは自分だが、あくまでも贈り主は娘たちということになっている。

 

かつてデコレーションケーキだけを用意したことがあった。それだけでも喜ばしことかとは思うのだが、

「なぜケーキ?」

と不満そうに不思議がられたことがあったので、ついでの用事とちょっとおめでたっぽい「ヱビスビール」を買っておいた。問題のケーキだが、正直、本人よりも娘たちの希望で買わされているようなものだ。

 

「ちょっと買い物をしてくる」

と、うちを出る。

 

予約を入れておいて「取りに伺う」という形が一般的だろうとは思う。が、自分は毎年、行き当たりばったりで購入することにしている。誕生日用のデコレーションケーキがあれば良し、無ければ次から次へと渡り鳥になることを覚悟で様々な店と交渉を重ねお願いすることにしている。その方が自身にとっても愉快だし、毎年、銘柄が違うケーキが食べられることも品定めも含め家族もきっと喜ぶことだろう。知らんけど。

 

先ずはGoogleでサーチ。今現在、自分がいる場所に一番近いケーキ屋はどこだ?岐阜市下尻毛というところにある「patisserie Kenken」という店がヒットした。市外の方々の為に補足しておくと、下尻毛は「しもしっけ」と読む。何故、その字を当てたのかは疑問だが、昔は湿気が多いところだったということだ。

 

「ケンケン…。チキチキマシン猛レース?」

命名の由来はわからない。洋菓子店にしては珍しいネーミングと誰もが思うだろう。まぁ、名前は二の次。

 

「すみません。誕生日用のケーキ出来ますか?」

「出来ますよ~。本日でしょうか?」

「はい」

「1時間ほど時間を頂けますか?」

ということだったのでお願いした。いちいち自宅に戻るのも面倒だったので、行きつけの漫画喫茶で1時間を費やす。読みかけの「鬼滅の刃」を楽しもうと思ったら、まだ読んでいない20巻からが丁度なかった。仕方がないので新聞を読んで時間を潰す。

 

そして、その晩となり、滞りなく誕生日の儀式は終了し、無事、一日が終了することとなった。

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カットされて自分のところに回ってきたケーキが無惨様だった。

 

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