我が家に「白くまくん」がやって来たよ
とうとう我が家に「白くまくん」がやって来たよ。リアルに「白くまくん」がやって来たらきっと全国区のニュースになると思うけど、残念ながらエアコンの方の「白くまくん」だ。ほら、認知症でもなければまだ記憶に新しい、「かわむらミルマーノ」で19,900円で購入した「白くまくん」だよ。
購入したのが7月の7日のことなので、購入から取り付けまで5日間の日程を要したが、当初1週間と言われていたことを考えるとこのご時世、相当に迅速だったのではないかと思う。大手家電量販店で買った知り合いはマジで1ヶ月待ちと言われたらしい。じゃ、諦めたらいいじゃんね。
本当は11日の夕方に取り付く筈だったので更に1日縮まるところだった。電気屋さんもそのつもりで11日の夕方に来てくれたんだけど、我が家って隅から隅まで余すところなく純和風家屋なんだよね。つまり壁の至るところが土壁なわけ。
「あ~、こりゃご主人。土壁だからビス打ち込めないですね。廻り縁からぶら下げるしか無さそうですけど、吊り金具が…ないな」
思い出すようにそう言うと、
「近くにホームセンターありますか?」
ひょっとしてこれから買いに行くつもり?
いや、ホームセンターはあるが吊り金具があるかどうかは確率だし、この30分後には次女の家庭教師が来てしまう。
「もし、ご都合が宜しければ明日でもいいですけど」
と提案すると、昼過ぎの何時になるかは分からないが居てくれるならば来ますという返事だったのでお願いした。どうせプー太郎だし居ろと言われれば吝かではない。
そして、昨日がその当日となった。午前中の雨が心配だったが、午後からは奇跡的に晴れ間を取り戻し、絶好の取り付け日和となった。そんな日和があるとしたならばだ。ま、それほど暑くもなく、当たり前だがけして寒くもなく工事はしやすかっただろう。
「はい、終わりました。試運転も問題ないですね。如何です?」
「はい、凍えそうに涼しいです」
「また何かありましたらお願いします」
また何かあるかどうかはわからないが、取り敢えず「はい」と返事をしておいた。そしておじさんはマフラーの割れたダイハツミラに乗ると爆音を響かせながら帰っていった。恥ずかしいが28日に廃車となるのでそれまで我慢して乗るのだと。それまで警察に止められぬよう、祈るばかりだ。
学校から帰ってきた次女がいきなりエアコン全開で喜んでいた。
「お父さん、ありがとう!」
「ありがとうはいいけど、家庭教師が来る時だけの約束だからな」
改めて念を押しておいたが、考えてみたらもうすぐ夏休みだね。今夏はある程度の電気代は覚悟しておいた方が良さそうだ。
途中経過。厨房機器が入ると多少、店らしくなって来たよ。