氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

床屋も従量課金制の時代へ

暑くなると俄然、髪の毛があることが鬱陶しくなる。特に湿度が高い時は最悪だ。頭の上にあるにも関わらず、下から引っ越してきたのか?と聞きたくなるほどうねりを生じる。いいな、いいな。そんな悩みが生まれることもない百田尚樹みたいな人は。かと言ってそうなりたいと言っているわけではないので念のため。


というわけで、約1ヶ月ぶりに髪を切りに行ってきた。平日の2番のりだったお陰で1秒も待たされることなく店長自ら椅子に案内してくれた。


「いいの?1番の人の相手しなくて」

「はい、大丈夫です。まぁ、見てもらったらわかりますけど誰でも出来ますから」

見ると鳥居みゆき似のスタッフがバリカン片手にお相手をしていた。


「確かに。というかあれでここに来るの勿体なくない?」

耳の高さから下の部分しか毛が生えていない。

「でも、来ていただけるだけありがたいです」

だって。そりゃ、楽して金取れる客の方がありがたいもんね。


さすがに洗髪はせず、カットだけで帰っていった。恐らくシャンプーすら不要だろう。以前から提案していることだが、床屋も定額制から従量制に切り替えたらどうだろう。切る量が少ない人はそれなりに安く、逆に多い人は高くなるという、本数と面積を数値化し基本料金に乗せるという方法だ。めちゃくちゃ画期的じゃない?


ただ、これにはひとつ問題がある。日本中の床屋が一斉にこれをやらないといけないということだ。つまり、地域に1軒だけこんな店があってもダメだということ。競合店がなければどうしても波平さんみたいな人ばかりが集まってしまう。極めてハ◯の集客力が高い床屋になってしまう。


でも、考えてごらん。普通の人のカットが10分掛かるとするならば、極端な話、3分程度で済んでしまうならこれほど効率が良いこともないよね。ゴミとしての髪の量も少ないし、シャンプーにしてもほとんど1~2滴で十分だろう。ひとつ問題があるとするならば顔剃りだ。後頭部までオデコだと主張された時にどう対処すれば良いかを考えておく必要がある。


最近では床屋のサブスクなんてのも登場しているらしいし、他と差をつけたいというのならばこれも一つの案として一考願えたらと思う。コンサル料も従量制でいいから。


ということで、生まれて初めて後頭部を「かりあげクン」にしてみた。

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かりあげクン」って今の時代にしたらけっこうオシャレな髪型だよね。2ブロックだし。

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