氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

メガネ買っちゃった♪

久しぶりにメガネを買った。せっかくレーシックで視力矯正をしたのに白内障の手術でまたしても近視に戻るという、身体を張った究極の無駄遣いをしている。何もメガネまで買って視力矯正を施さぬとも裸眼で運転出来る自信はあるのだが、念には念を入れて持っていた方が良いだろうと判断したからだ。夜がね、夜の運転がちょっち怖いのよ。ほら、自分って鳥目じゃないですかぁ?その分、嗅覚は優れているのだが車の運転に鼻は必要ないし。


ということで、娘たちに見立ててもらう必要があったというわけさ。見立て料をメガネ屋と同じ階にある「おかしの里もりや」でしっかりちゃっかり徴収されたけど。


娘たちへのリクエストは実にシンプルだ。若々しくセンスが良い、それでもって自然体で元気がみなぎり親しみやすく活動的でやさしさが感じられ、個性的かつ経験が豊富で自分を大切にし落ち着きや分別があり、社会性を持ち続けるかっこいい成熟した家庭的だが挑戦的な若者が憧れる今までとは違うものをとお願いした。シンプル・イズ・ザ・ベストだ。


結果、彼女たちが選んだのは如何にもおっさん臭いフレームだった。おまけに17,000円(税別)もする。

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フレームに「千一作」とあった。加えて作品「第二十五作」らしい。

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有名なブランドなのか?そこで調べてみると、あの福井県鯖江のメガネ職人「千一」氏によるハンドメイドなのだそうだ。鯖江といえばメガネフレームの世界最高品質を誇る町として有名だが、なるほど、どこかカチッとしていて手に持つだけでその品質の良さがよくわかる。


「よし、これにしよう」

車に乗るためだけのメガネと思っていたのだが、拘ったアイテムのひとつやふたつあった方が年齢的にも箔がつくというものだろう。


「お作りするのに30分ほど頂戴します」

「え?30分で出来るの?」

予めLINEで友達登録を促されていた。

「完成しましたらLINEでお知らせいたします」

今どきのメガネ屋って凄いね。


「お支払いは如何いたしますか?」

「PayPayでお願いします」

「PayPayですとクーポンがご利用出来ますのでまだでしたら先にクーポンをお取り下さい」

だって。なんて優しいの。結果、1,122円もお値打ちに買えた。

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改めてメガネを掛けて鏡に写った自分の顔を見てみる。なんか「おいでやす」っぽい。


〆は「スガキヤ」でクールダウンだよ。

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新商品の「わらび餅抹茶オレ」は3つの中で一番値段が高いわりにはコスパが低い印象だった。