氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

各務原市なのに「恵那」の極上『あなご天丼』

1週間に1回だった眼科通いも2週間に1回、1ヶ月に1回となりとうとう2ヶ月に1回となった。先日、作成したメガネを持ってきてくれと言われていたので、持参しそれをかけ視力検査をしたところ、左右とも1.0の数値だった。


「では裸眼ではお調べしますね」

聞かれるがまま平仮名を読んだりC文字の開いている方向を答える。


「指差しは特にいいですよ」

「あ、はい」

よりわかりやすくと思い指差しして方向を示していたのだが、必要がないと言われると人格を否定されたような気がして悲しくなっちゃった。


「右が0.6,左が1.0ですね」

え?ちょっと待って。プレイバックプレイバック、今の言葉、プレイバック。


「さっき、メガネかけて左右とも1.0って言ってましたよね?」

「はい」

「ってことは、このメガネって左はただのガラス玉?」

どうやらそうでは無さそうだが、検査の結果はそうなのだから仕方がないと言われた。いやぁ~、世の中不思議なことがあるもんですね。って、なんじゃそりゃ。


各務原市に来たついでに、昼食も各務原市で済ませましょう。各務原市に「恵那」という人気店がある。行ったことがないから本当に人気かどうかはわからないが、11時の開店時には既に行列が出来るらしい。物は試し、騙されたと思って行ってみることにした。


時刻は11時5分前。ありゃ、マジで並んでんじゃん。

f:id:Croquis009:20220707184440j:image

 

このくっそ暑い時にご苦労さまなこった。とはいえ、後から後から車が入ってくるので自分も負けじと並ぶことにした。


開店と同時に人数を確かめられ席に案内される。なんとか1順目で滑り込むことに成功した。カウンターがあればもっとすんなりだったかとは思うのだが、席は全てテーブル席につき自分もテーブル席に案内された。


うどん屋だけにうどんが名物なのだろう。だが、こんなところでも自分のへそ曲がりな性格は遺憾なく発揮される。目についたのは「あなご天丼」だ。

f:id:Croquis009:20220707184459j:image

 

うどん屋のどんぶりって多分、美味しい。いわゆる「かえし」に工夫が利いているのだと思う。基本がなっていればうどんも丼ものも間違いなく美味しい。


ということで着丼。

f:id:Croquis009:20220707184520j:image

 

おぉ~っ!なんと大ぶりな「あなご」なことよ。このサイズ感と肉厚から想像するに開きの状態で250gは優にありそうだ。

f:id:Croquis009:20220707184531j:image

f:id:Croquis009:20220707184538j:image

 

それにたっぷりめに掛かったタレがまた美味い。うどんが付け合せのように添えられていたのだが、さすがにうどん自慢の店だけあって、うどんもまた当たり前に美味しかった。

f:id:Croquis009:20220707184556j:image

 

難をいえばちょっとボリュームが有り過ぎることか。


窓の外を覗くと灼熱の太陽光が降り注ぐ中、多くの人が更なる行列を作っていたので長居は無用と食事を終えさっさと会計を済ませる。


「なんで『恵那』って言うんですか?」

「マスターが恵那の出身なんです」

答えは想像以上に平凡だった。

 

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ いきいきオヤジへ
にほんブログ村