やっぱりウルトラマンはダダでしょ
本当は同い年のトム・クルーズ（厳密にいえば彼の誕生日７月３日までが同い年）が主演している「トップガン マーヴェリック」が観たかったのだが、上映終了時刻が微妙だったのだよ。既に１週間以上も前の出来事となってしまったのだが、先週の日曜日のことだ。ほら、剣道の試合があるということで、次女を送り迎えしたあの日曜日のことだよ。岐阜市内だというのにク◯楽天モバイルが全然、繋がらず迎えに行くにも行けなかったあの日のことさ。
送っていったのは良いものの、一旦自宅に戻りまた迎えに行くのも面倒じゃないですかぁ。ということで、試合会場の近くにある「トーホーシネマズ」で映画を観て時間を潰そうと思ったわけだ。素晴らしいアイディアじゃない？
ただ、「トップガン マーヴェリック」の終了時刻が１２時５５分というのがちょっとアレだったんだよね。だって１３時には次女を迎えに行かねばならなかったのだよ。となれば都合よくその時間帯で観られる映画はと検索したところ、引っかかったのは「シン・ウルトラマン」のみだった。ただ、どちらも話題の映画だから観ておいて損はなかろう。
念のために前日に席予約を入れておいた。日曜日ということもあり混み合うことが予想される。行ったはいいが座るところが無いなんてことにならないようにだ。
ウルトラマンが題材なだけに、子どもたちが多く観に来ることを予想していたのだが、あろうことか子供の姿は一切見られなかった。いるのはかつてウルトラマンを観て興奮していたであろう、おっさん連中ばかりだ。なんなら「ウルトラQ」世代も中にはチラホラ見られるまぁ、そういう自分もその内のひとりではあるんだけどね。おまけに予想は外れ席はガラガラ。両隣を気にすることもなく終始リラックス状態で観ることが出来た。
内容はといえば昔懐かしい「ザラブ星人」や、その親分である「メフィラス星人」などが登場し、ウルトラマンを知る者にとっては所々でノスタルジックな気分にさせられる。因みにバルタン星人もケムール人もメフィラス星人の子分だよ。あ、ケムール人は「ウルトラQ」だった。個人的にはそのどれよりもウルトラマンにフルボッコされ、人間にも片手ではたかれビルの屋上から「ダ～ダ～」と悲鳴を上げながら落下していった哀愁漂う「ダダ」に出演して欲しかったな。
観終わって改めて思ったのは、この映画はやはり当時を知るおっさん達の為の映画だ。観に来ていたのがおっさんばかりなのにはそれなりの理由があるってことだよね。
映画のあとは「DOUTOR」で一部店舗限定メニューの『アイスコーヒーフロート』でクールダウン。
闘いの後は甘いものに限るね。
