氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

眼科→岐阜モーニングサービスからの~初めての撮り鉄

やっと年季が明け車の運転と洗髪が許された。ならばより開放的な気分に浸ってやれ。ということで、いつもの「ぬくい温泉」に出かけ岩盤浴を2セット、サウナを1セットの後、外気浴をしていたら1時間ほど爆睡してしまった。やはり普段の疲れが堪っていたのだろう、ってプータローにはどう頑張っても疲れる術がない。つまりアレだよアレアレ。如何に今まで就寝をアルコールに頼っていたかということが今回の事でよくわかった。シラフだと全く寝られないんだよね。アルコールもご法度だったわけだ。

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自宅から眼科のあるかがみっぱら(通称:各務原市)まではバスと電車を乗り継いで行かねばならない。交通費だけで片道840円かかる。不便なところにあるだけにけっこうな出費だ。ならば坊主の仕事が休みの日くらいはアッシーとして使ってやれ。なんせ、免許取得費用は全額負担してやったし、自動車税に車検代はトイチで融資してやっている。どんな理由があろうとも断らせない。


アッシーのお返しはメッシーだ。ここでふと思ったのだが、アッシーメッシーって今の二十代に通用するのだろうか?バブル期が懐かしいね。男は車を所有していて初めて男と認められる時代だった。たった一度しか経験のない合コンで、開口一番、

「ねぇねぇ、車なに乗ってるの?」

と聞かれたことがあるし、それも当たり前の時代だった。ソアラに乗っている奴はそれだけでモテてたな。ま、そんな事はどーでもいー話だけど。


帰り道というのには多少の迂回を強いられたが、岐阜県羽島郡笠松町にある「JaRing-co(じゃりんこ)」という喫茶店に寄った。

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モーニング激戦区の岐阜にあってここも人気を博している店だと聞く。が、着いたは良いが案の定、駐車場は満車だった。しかしながら根気よく待つこと1分。すんなりと1台分空いたと思ったら、次から次へと車が出ていった。モーニングタイムだけに回転が早いようだ。メニューを見ると朝っぱらからモーニングでカレーライスが食べられるとあるのでイチローを真似て迷わず注文。

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「すみません。今日はハッシュドビーフになります」

いきなりイチローから頓挫したが

「じゃ、それで」

とハッシュドビーフに切り替え美味しく頂戴した。

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ご飯を注文することも出来たんだけど、モーニングサービスといえばどうしてもパンのイメージだよね。


せっかく笠松まで来たんだもの。将来、来るべき日の為のデートコースに笠松競馬場からの笠松みなと公園はどうだろうと案内してやった。とみると、名鉄の線路沿いに子ども達がたむろしているのが見える。興味深かったので近寄ってみると、どうやら若き撮り鉄らしい。年齢を訊いたら新中学1年生だと。


「みんな電車が好きなんだ?」

はにかみながら「はい」と答える。

「次の電車は何時?」

ひとりが時刻表をみながら

「あと5分後です」

と教えてくれたので、自分も撮り鉄の気分をいっちょう味わってみたろうと思ったわけだ。


ひとりがタブレットに撮りためた電車の動画を見せてくれ、お父さんといった瀬戸大橋の思い出話などを聞かせてくれた。どうやら彼はサラブレッドのようだ。


「警笛を鳴らしてくれたら勝ちやでね」

「どうしたら鳴らしてくれる?」

「皆で手を振るとか?」

「よし、皆で手を振ろう」


鉄道員もサービス精神旺盛だよね。警笛を鳴らすだけでなく手まで振り返してたよ。ま、それが自分に向けられたものでないことは重々承知の上だけど。

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youtu.be

しかし、意外と楽しいもんだね。撮り鉄の気持ちに一歩近づいた気分だった。


さて、帰ろうと振り返ったところで坊主がいたことをすっかりと忘れてしまっていた(爆)

 

 

 

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