お~ほっほっほ、私どもの様な高貴な者だけが頂けるのよ@人生二回目の「スシロー」
「スシロー」には嫌な思い出しかなかったから行きたくなかったんだよね。にも関わらず諸事情を鑑みて今回、久しぶりに足を踏み入れることになった。
我が家からは車で約4.5km。歩いても走っても4.5kmの場所にある。ひょっとしたら歩いた方が若干近いかも知れない。車が通れないところも行けるからね。そんな事はどうでもいい。
以前は入り口付近で約1時間も待たされた。それが嫌な理由の1。店内に入ってみる。あれ?意外と人が少ないぞ。待ち席には自分と歳が変わらないミドルエイジャーのカップルが2名いるだけだ。どんな関係なのかは推測しない。その人にはその人なりの事情というものがある。もし、自分にもそんな機会が訪れた時はそーっとしておいてね。
という事は我々が2番めということだ。「スシロー」もコロナの煽りを受けてヒマになったのか?約5分ほど待たされたがこの程度ならば待ち時間の内には入らぬ。席への案内も人間を介してでなく、席番が書かれたカードを機械が発行し着席を促すシステムだ。無機質だが随分と画期的でもある。
ん?席が広くなっている気がする。以前はこの4分の3の広さしかなかった筈だぞ。それが嫌な理由の2だったのだが、そこもどうやら改善されたらしい。これならばゆとりをもって食事をすることが出来る。いいことじゃない。
ここでもいつもの如くファースト・オーダーはラーメンだ。「濃厚えび味噌ワンタン麺」というネーミングが気になりそれにしてみた。
確かに濃厚だ。やや太麺がこのえび味噌によく合う。ワンタンを除けばまぁ食べられる味だろう。ほぼラーメンを食べない自分の評価をあまり本気にするなよ。いいかい、マジで。
それにしても目の前のこいつらはよく食べる。自分はラーメンと2皿だけだっつーのに目の前には既に20以上の皿が積み重ねられている。お前ら、そのうち絶対に後悔するぞ。
「ねぇ、パフェ食べても良い?」
そういえば入り口にあったインフォメーション用のテレビジョンの中でアンミカが「高貴なマダガスカルショコラのプリンパフェ」を食べていた。流暢な関西弁を使い早口でまくしたてながら。聞けば世界で活躍するショコラティエ、土屋公二シェフが監修したとのこと。誰やねんお前。知らんわ。
「お前ら、まだ食うのか?」
とはいえ、この後「ミニストップ」略して「ミニップ」に行く予定だったのでここで終わらせてしまってもいいか。
「いいよ」
「わーい、じゃ私は『サクッとクッキー&クリームパフェ』にする」
「プリンパフェじゃないのかよ」
「私は『練乳いちごパフェ』」
「おまえもか。じゃ、俺が頼むしかないじゃないか」
ということで、別に食べたくもなかったが自分が責任を取り「高貴なマダガスカルショコラのプリンパフェ」を注文することとなった。
ついでに『サクッとクッキー&クリームパフェ』
そしてこれが『練乳いちごパフェ』
うん、まぁ普通に美味しい。350円でこのクオリティならば許す。土屋公二シェフも俺様程度の人間に許してもらうなどとは思いもよらなかったことだろう。だから誰やねんって。知らんし。
悔しいけれどちょっと「スシロー」の事を見直してしまった。あと、キャラクターの「だっこずし」がキュン死するくらいきゅわいいの♡
で、PayPayクーポン使って1,023円のキャッシュバック。つまり冒頭の理由はこれだったんだな。