氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

丸い誘惑♡

五大コンビニと呼ばれる中で、我が家からの行動範囲に存在しないのはミニストップだけだ。実際には約3km先にある岐阜大学の敷地内にあるらしいのだが、わざわざ校門をくぐってまで利用したいとは思わない。故に範囲外とさせて頂こう。実際、物理的にも我が家からは一番遠い。


ところで五大コンビニと聞かれて名前を全て言えるだろうか?仕方がない。教えてあげよう。売上高が高い順に「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「ミニストップ」となる。あれ?4つしかないぞ。あと一つってどこだっけ?


わざとらしいのでチャッチャと行きます。「デイリーヤマザキ」だ。他の4社は売上高が右肩上がり、若しくは横ばいとそこそこの業績を残しているのだが、「デイリーヤマザキ」だけは見事に右肩下がりだ。つまり一社だけが圧倒的な赤字経営を長いあいだ続けている。ところが親会社が世界に冠たる山崎製パンなので助けられているという経緯があるわけだ。


実際、ローソンやファミマのブランド商品は山崎製パンが作っていることが多いんだってね。ひょっとして自分が血眼になって探していたローソンの「ガトーショコラ」も意外とヤマザキが作っている商品だったりして。


地元にも「デイリーヤマザキ」が地味に地道に店を構えている。いつからそこにあったのかはまるで覚えていない。それ程までに謙虚に目立たぬよう、細々と営業している感がある。24時間営業なのか?それすらもわからない。「デイリーヤマザキ」は営業時間をオーナーに委ねると聞いている。しがらみも制約も他社に比べゆるゆるだが、その分、新商品の販促などに本社が躍起になることもないという。つまりせっかく新商品が開発、販売されても、それが如何に優れたものであろうが「ガトーショコラ」の様に日の目を見ることが極めて少ないともいえよう。


と、ここまではほぼ自分が勝手に推測した事柄なので、真にうけてさも知っているかの如く誰彼かまわずペラペラと自慢げに離さない様に。


そこで、赤字コンビニにわずかでも助太刀いたそうと一人の漢が立ち上がった。誰だよそれ。オレオレ。オレだよオレ。


入店すると他の商品には目もくれず真っ先にパン&スイーツコーナーへと向かう。さすがバックにヤマザキが控えているだけあって粉物商品が充実している。元々はパンが売りたくて始めたコンビニの名残とも言えるのではないだろうか。ここも想像です。


そこで自分のおメガネに適ったのは新発売のシールが貼られた「レーズンショコラサンド」だ。

f:id:Croquis009:20211112072015j:image

ネーミングからまぁ、ほぼ内容は想像出来る。包装紙の外から軽くつまんでみる。ん?硬いぞ。何か容器にでも入っているのだろうか?価格は140円と他のコンビニスイーツを圧倒する安さだと感じた。まぁ、話のタネに買ってみましょう。


開梱して硬さの秘密が明らかになる。なんと、上下二つの分厚いチョコクッキーで挟まれていたことが判明した。

f:id:Croquis009:20211112072053j:image
f:id:Croquis009:20211112072050j:image

このクッキーの食感がまた硬すぎず柔らかすぎずで実に素晴らしい!中に挟まれたクリームはチョコレート風味かと思いきや、思いっきりラムレーズンな大人の味だった。

f:id:Croquis009:20211112072122j:image

ラムレーズン大好きっ子の自分にとってはまさにドンピシャな味わいだ。是非、このレビューを参考に、皆様にもお試し頂きたいと思う。


但し難点がある。「デイリーヤマザキ」って立地があまりにも神出鬼没な場所にあるものだから探すのが大変なんだよね。出店する前にちゃんとマーケティングしてんのか?

 

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ いきいきオヤジへ
にほんブログ村