氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

『うまトマ親子丼』@「なか卯」でイタリア~ン

3年ぶりに「大垣まつり」が再開された。予め言っておくが、だからといって行ってきたわけではない。いや、行ければ行こうと思っていた。むしろ行きたかった。ただ、開催が午前中のみということで時間が限られていたことに加え、娘2号が部活動で不在。3年前までは毎年3人で訪れていたので一人でも欠けると淋しいじゃない?


とはいえ、いつまでもそんなことは言っていられないだろうと、娘1号と二人で出かけようと考えたわけだ。


「あん子、一緒に『大垣まつり』に行かない?」

「いってらっしゃい」

「え?久しぶりの祭りだよ」

「ってらっしゃい」

そろそろ子離れが必要だろうか。そしてすっかりとつむじを曲げた自分は行くのをやめた。普段から一人であっちこっち行っているわりには家族がいると一人で出ていくことに気が引けるんだよね。


結局、いつもの日曜日の流れに従い、次女が部活動から帰宅するのを待ち家を出る。予定など何もない。ただ昼飯を食べに行くためだ。精は有り余るが根が尽きたので遠くには出かけない。向かった先は我が家から3.2km先にある「なか卯」だ。


経験上、日曜日は午後1時頃が飲食のピークタイムだと把握していたのだが、珍しいことに先客が1組だけだった。ここ、いつも混んでたのに。待たされることなく席に着く。

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ホールの女性スタッフ1名と、厨房の男性スタッフ1名でやりくりしていた。ただ、この客数だったら十分だろうと思われる。


「すみません。14名ですがいいですか?」

いきなり奴らが現れた。ほとんどが野球のユニフォームに身を包んでいる。ただ、顔はといえばどれも中年以上。若しくは高年と思しき顔ぶれも有りだ。あっという間にほぼ満席となった。

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券売機で予めチケットを買うシステムなのだが、言うに事欠いて

「全部、いっぺんに払うで後からでもええ?」

だと。ダメに決まってるだろ!


「はい、かしこまりました」

え?いいの?いいんだって。柔軟な対応をしてくれるんだね。さすが「なか卯」だ。ただ、お父様方も意外と紳士かも知れない。一人が音頭を取りメニューを決めていた。


「じゃ、カツ丼14で、ひとつだけ大盛りにしてくれる?」

おぉ、なかなかスマートなオーダーじゃないか。全員、バラバラの物を注文しやがったら何かしら言ってやろうかと思ってたよ。まぁ、思うだけだけど。


因みに自分が注文したのは『うまトマ親子丼』だ。

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「やさしい味わいの親子丼に、トマトの旨味とガーリックの旨味がクセになる、ピリ辛の特性アラビアータソースを合わせた商品です。バジルソースをかければ、より洋風な味わいへと変化します」のだ。


店が提案することを素直に聞くのが自分の良いところだと思う。一切の味見をせずにいきなりバジルソースをかけてやる。

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ま、バジルが好きって理由もあるけどね。で、お味はといえば、キムタク似の自分曰く普通に美味しかった。

 

※考えてみたらドライブスルーに券売機必要なかったもんね。そこまで発想が回らなかった。

 

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