氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

病み上がりはテイクアウトで@「丸亀製麺」

駐車場はいっぱいだったが、店内は思いのほか空いていた。平日のロードサイド店はビジネス客が殆どだからだろうか?お一人様が1台の車で来れば大抵そうなるのだろう。可能性を考えた上での推測に過ぎないが。

 

申し遅れました。「丸亀製麺」の話です。結果、我が家の娘たちは胃腸風邪だったということで事なきを得た。寝起きにはまだ37.5℃の体温があった次女も昼頃には完全復調。長女に至っては前日の晩には既に復調していたのだが万が一ということもある。周りに迷惑をかけてもアレなので、もう一日学校を休ませることにした。

 

午後イチに出かけなければならない用事があったので、その帰りに昼食を仕入れに行くという話を持ちかけたら「うどん」がいいと言う。「うどん」ならば消化も良いし病み上がりにはうってつけではないか。となれば予てから気になっていた「丸亀製麺」でのテイクアウトに果敢にも挑んでみようと考え決死の作戦を展開したわけだ。

 

場所は長良川から約1.3km北にある「丸亀製麺 則武店」だ。日曜日限定だが2度ほど使ったことがあっただろうか?ことファストフードに関してはその利用数をカウントすることに何ら価値観が認められない。それこそがファストフードのファストフードたりうるアイデンティティではないかとわけのわからない持論を展開したところで、平日の行列が全く出来ていないカウンターでひとりポツンと並んでみた。日曜日には大抵の場合、長い行列が出来ているのにね。

 

「ご注文はお決まりですか?」

おば、いや、年下だろうからお姉さんか。がにこやかな笑顔で問いかける。ふふふ…、その点は抜かり無い。予め自宅でテイクアウト用のメニューをチェックしておいた。ただ長女がオーダーした「ざるうどん」は出来ないというので仕方なく「ぶっかけうどん(冷)」に変更された。なぜだ。メニューには間違いなく載っていたのに。まぁいい。

 

うどんを茹で華麗なるてぼ捌きで湯切りをする。その身のこなしや所作にただただ見とれていると、その後にてぼごと機械的な穴に突っ込むと「ゴー」と音を立てた。

「なんですの、それ?」

その場に二人しかいないとついつい話しかけてしまう悪いクセだ。加えて好奇心満載でお茶目な58歳ということも付け加えておこう。

 

「水切りです」

なるほど。その穴の中に入れると瞬時に湯切りが出来るらしい。じゃ、さっきのパフォーマンスは要らんやん。きっとそれも含めて業務命令なのだろう。

 

「へ~、凄いね。そんなのがあるんだ。ところで薬味はどうやって持ち帰ればいいのでしょ?」

カップを渡しますので」

話しかけるのはそれまでにしておいた。「お願いだから黙っていてくれ」というオーラがありありと出ていたからだ。どうもすみませんね。

 

長女は先程、述べた「ぶっかけうどん(冷)」、次女は「かけうどん(温)」、そして自分は自分の定番「カレーうどん」だ。当然、温かい。

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因みにお会計は1,240円だった。ん?計算が合わんぞ。と思いホームページを見てみると、「30円の容器代を別途頂戴いたします」だって。なかなか潔いじゃないか。昨年のこの時季は弁当のデリバリーをやっていたので容器代がかなり利益を圧迫することを知っている。

ただ上乗せしたくても出来ないのが現実なんだよね。

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