氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

憎き(清き?)納税もPayPayで

コロナで幾ら家計が疲弊しようとも、情けは無用とばかりに容赦なく送られて来た。「納期限は5月31日(月)までです。必ず納期限までに納めましょう」と大きく書かれてある。そう、つまり自動車税の督促状だ。
全て宛名には自分の名が書かれていた。それもその筈。我が家にある自動車は全てが自分名義となっているからだ。要するに購入者が自分という理由だ。それは家族間でも個々の経済事情があることなので致し方ない事だとして承知はしている。ただガソリンに関しては個々の支払いが余儀なくされる。かといって我が物顔で「私の車」「オレの車」と言われることに少々「カチン」と来る気持ちは理解いただけるだろうか?
ならば税金もてめえらで払えよ!
先んじて督促があった「固定資産税」の通知書に、「PayPayでの支払いも出来ます」とあった。通知書のバーコードをお読み下さいとあり、試しにスマホでPayPayのアプリを立ち上げバーコードをかざしてみると、おぉっ!ちゃんと読み取るではないか。例年、わざわざコンビニに支払いに行っていたが実に煩わしいと思っていた。
欲しいならばくれてやる。それが国民の義務というならば致し方ない。とはいえ、わざわざ払いに行かされる事が納得出来ん。欲しいならば釣り銭持って、てめえらで取りに来いよ。その点、要領の良し悪しはともかくサラ金の方が良心的だろ。と、毎年、少なからず思っていたのは自分を限りにしたことではないと思う。その中で、今年に始まったこの支払いシステムに感動を覚えたのも自分を限りにしたことではないどころか全てのスマホユーザーが思ったことだろう。
あくまでもその事を知っている人、限定だが。
ただ、3通の内、1通にはその事が全く明記されていなかった。両の眼をいくら大きくあけて睨みを利かせようともやはり、どこにもその1文をキャッチ出来る文言はなかった。固定資産税は出来て自動車税が出来ない不合理があってなるものか。諦めきれずバーコードを読んでみると、あれ?読めるじゃん。つまり、説明の文言は無かったが、普通にPayPayで読み取ることが出来た。感動した!

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オマケにだ。PayPay特有のキャッシュバック「付与予定の残高」までもがしっかりと付いてくる。今までではあり得なかったことだ。税金を支払うとキャシュバックがあるなんてことを想像したことがあるホモサピエンスがいただろうか?いや、ない。と断言してもいい。
ま、そんなこんなで3台分、約13万円を勢いよくPayPayで払わせて頂いたわけだが、後々、幾らキャッシュバックがあったとしても支払いはオレ一人じゃん、と気付かされる。これはやはり家長であることの宿命なのだろうか。ならば宿命と甘んじて享受することも家長として吝かではない。ならばわずかばかりでもその気持ちがあるとするならば、自分の前で「オレの」とか「私の」と所有者を限定する様な接続詞「の」を使うな。てかいう事もくどけりゃ「ならば」もくどい。
普段、思っても口には出せないだけにここでだけはお許しを頂きたいと思う。

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