氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

魅力度ランキング38位の滋賀県に36位の岐阜県人が行って来た@野洲市「御上神社」の国宝本殿

他人の記憶は定かではないが、自分の記憶が正しければ先週の今頃、自分は滋賀県にいた筈だ。なにをしに?決まっている。滋賀といえば住んだことは一度もないが自分の第二の故郷と言ってしまえるほど愛着を持つ県だ。なにせ京都や奈良などメジャーでもなく、2021年度の魅力度ランキングなんて岐阜県よりも下にあるにも関わらず、県内至る所に国宝や重文がゴロゴロと転がっている。つまりニッチな世界ではトップクラスの魅力度を誇っているというわけだ。

 

で、なにをしに?だ。肝心なことを忘れていた。そう、いわゆる「初詣」に出かけたわけだ。地元の鎮守の神様でもなければ岐阜市を代表する伊奈波神社でもなく、美濃一宮の南宮大社でもなくなぜ滋賀なの?それは以前から行ってみたかった神社がそこにあるからだよ。

 

名は「御上神社(みかみ)」という。

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近江富士として名高い「三上山」の麓にあり、その「三上山」を神体山として祀っている。所在地は滋賀県やすしきよし、もとい野洲市だ。

 

天気予報によれば晴れ時々雪という、とち狂った気象予報士が発表したが如く支離滅裂な内容だったが、幸いにして道路脇の至る所に積雪あとは見られたものの終始天候が崩れることはなかった。雨男の自分としては奇跡ともいえるだろう。因みについ先日の日曜日に洗車をしたのだが、案の定、その晩は雨に見舞われ翌月曜日の夜半には吹雪に見舞われた。取り敢えず今年も洗車降水確率は100%だ。

 

さすがに三が日も過ぎれば如何に国宝を所有している神社といえども人の姿はまばらだ。確かに神社としては知名度もなくマイナーな位置づけかも知れない。おそらくこれが伊勢神宮だったりすれば平日休日年末年始を問わず信仰心があろうが無かろうがミーハーな連中が多くたむろしていることだろう。ナンバー1にはそれなりに輝きがあり人がそこに集うという事実をわからぬこともない。だが自分はナンバー1キャバ嬢よりもソファーの隅っこに座らされて慣れない手付きで御酌する素朴で純朴などこにでもいる様な娘の方が好きなのだ。※キャバクラ行ったことないのであくまでも想像です。

 

イザナギノミコトを御祭神とする国宝の本殿や国指定重文の楼門に拝殿、

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拝殿は撮り忘れ

 

そして菅原道真公を御祭神とする摂社若宮神社本殿も国指定の重要文化財だ。

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ちょうど時季が時季だけに合格祈願の絵馬が多く納められていた。

 

さて、自分が何をしに来たかを思い出してみよう。そうだね、初詣の為だったね。そこでなけなしの55円を賽銭箱に投ずると、二礼二拍手一礼をして世界平和とコロナの終息、素敵な出会いに老後の生活資金として2千万円をお願いした。わざわざ滋賀県のこんな地味~な神社にまで来てやったんだ。それくらいの願いくらいは叶えろよな。

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