氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

菊池桃子じゃない方の「ラ・ムー」でお買い物

40代後半から50代真っ盛りの自称ヤングな中年ならば、誰しも口をすぼめて「菊池桃子です」と思わず言ってしまうであろう。「ラ・ムー」はきっとそんな存在だ。

 

「ラ・ムー」とはなんぞや?説明しよう。岡山に本拠を置き小売業を展開する「大黒天物産」が営む激安のキャッチフレーズを売り物としたスーパーマーケット、それが「ラ・ムー」だ。ついでに冒頭の話に付いてこられなかった面倒くさい奴らにも説明すると、1988年に当時アイドルであった菊池桃子がなんかフュージョングループと共に結成したバンド名も「ラ・ムー」だったというわけだ。因みに「ラ・ムー」とは海に沈んだムー大陸の王様の名前だとか。

 

その菊池桃子の方ではない「ラ・ムー」に行ってきた。目的はお菓子の団地だ。いい歳ぶっこいてディスカウントなスーパーにお菓子を買いに行くその意気込みや如何に。実は北陸在住の熟女から是非レポートをお願いしますという密命を受けたとか受けなかったとか。

vvzuzuvv.hatenablog.com

何にしても暇つぶしには良い。となれば当然、野郎だけでは寂しかろうと娘達を帯同して遊びに行ってきた。

 

いわゆるお菓子の量り売りのコーナーだ。何をどれだけ取ろうとも一律100g当たり200円で計算される。以前にもここを利用した時にその話をしたことはあるが、その時は二人ともJSだった。それが今や上はJK、下はJC。趣味嗜好、買い物の中身も様々な変化に富んだものとなるに違いない。

f:id:Croquis009:20210413120535j:plain

 

ははは、ところがだよ。奴らの趣味嗜好どころかその他諸々の思惑等々、そんなことは一切合切無視をして、つまるところ徹底的に自分遊びに終始してしまったが為、完全に放置状態。晩酌のウィスキーのアテにでもなろうかとせっせせっせとドライフルーツをかき集めていた自分がいた。ピーチにりんご、パイナップルにマン◯ーと多彩なドライフルーツをかき集めては袋に入れとする内に、面白さも相まってついつい入れすぎてしまった。

f:id:Croquis009:20210413120605j:plain

 

「お父さん、何グラムまでならいい?」

どこか遠慮がちにしつこく聞きに来る次女だったが、自分には珍しく

「好きにしていいよ」

と大判振る舞いのつもりで言ったのに、次女は300円少々、長女に至っては100円少々とえらくしみったれている。にも関わらず、

「300円超えちゃった。ごめんね」

だって。そんなこと言われたらひとり500円超えちゃった自分の立つ瀬がないじゃん。

f:id:Croquis009:20210413120627j:plain

 

「お父さんは自分のお金だからいいよ」

だなんてまた可愛いことを言いやがって。となれば「はいそうですね」、とついでに缶チューハイを1ケース購入した。

f:id:Croquis009:20210413120647j:plain


だって、西友でも1本130円以上で売られていたものが、今だけ限定で87円だったんだもん。そりゃ買わなきゃ損だよね。ま、飲めない人にはわからんとは思うけど。

 

そんなこんなで〆は同じく「ラ・ムー」の店外で売られている100円のソフトクリームを仲良く3人でベロベロと舐めまくったのだった。

f:id:Croquis009:20210413120704j:plain

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ いきいきオヤジへ
にほんブログ村