氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

麒麟がきた後。

麒麟がくる」のクライマックスで、家康の伊賀越えのシーンがやけにあっさりと終わってしまったことが笑い話が如く話題になっているが、かつて緒形直人が信長を演じた大河ドラマ「信長KING OF ZIPANG」において家康を演じたのが郷ひろみだったことの方が自分にとってはウケる~。恐らくタイトルからキャスティングされたものと思われる。

 

てなわけで、長良川を挟んで川北の山ばかりを可愛がるのもエコヒイキだろうと、久しぶりに岐阜市の象徴とも言える山、大河ドラマでも話題となった「金華山」を攻めてみた。駐車場代が惜しかったので、川北の無料駐車場に止め、さて出発進行。風は少々強いが、天気がよく長良川金華山と最高のロケーションを味わうことが出来た。

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岐阜市民ならばこの景色を否定するものは先ずおらぬだろう。

 

山の麓に到着すると、前方からちょんまげを結った怪しげな風体の男が歩いてきた。此方の顔を覗き込む様な仕草に、ふとそれが「岐阜お城研究会」の代表であることに気がつく。

 

説明しよう。「岐阜お城研究会」とは石垣を愛で石垣に頬ずりをし、石垣を舐め味わうという一種の変態集団だ。そのトップを彼が務めている。ついでだが、自分と同じ草野球チームにも所属しているが、かれこれ5年ほど野球はやっていない。3年ほど前には沖縄旅行にも一緒に行った。一次会、二次会では物足りぬと連れ立って入ったバーにいた女性をナンパして、その後は他のメンバーとの待ち合わせ時刻を気にする自分を他所にお城の話で大いに盛り上がり、挙句の果て待ち合わせよりも女性を選びそのまま残ったという、ふざけた逸話を持っている。

 

ま、それは置いといて、登山道は「馬の背」を選んだ。

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金華山登山ルートの中では最も険しいルートとされている。とはいえ、普段から鍛えている自分にとっては取るに足りない。強いていうならば、途中にある、まるでロッククライミングかと言わんばかりの岩場で少々足がすくむ思いをした。

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高いのはホント苦手。

 

ということで、あっけなく登頂成功。

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これまた久しぶりだからと「岐阜城」にも入城してみる。以前、訪ねた時と比べてかなり内装が変わっていた。これも「麒麟がくる」に合わせての事だったのだろう。

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織田信長山麓居館想像図・撮影出来る範囲が限られている


天守から望む景色は最高だった。スマホが飛ばされそうな程、風が強かったので必死の撮影だ。

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さすがに金華山で火を使うわけにもいかず、というわけで、今回ばかりは弁当をこしらえてみた。

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とは言っても冷蔵庫の中から有り合わせの寄せ集めだけどね。制作時間はものの5分。腹が満たせりゃそれでいいのよ。テラス席で下界の風景を拝みながら食べる弁当は最高だ!

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さて、リュックも軽くなったことだし、下山はダッシュで参ろうか。此度は「百曲り」コースを選び滑走する。

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途中、3度ほど転がり落ちそうになりながらもなんとか無傷で麓にたどり着くことが出来た。

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登ってみて改めて感じたことがある。金華山は実に派手な山だ。他の山を知れば知るほどその派手さが際立っていることが感じられる。やはり派手好きな信長が愛した山だけのことはあるね。ただ観光のメッカとして更なるど派手さを期待したい。by 宇髄天元

 

おまけ


金華山トレイル

 

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