岐阜市で一番低い山(※たぶん)@斎藤道三ゆかりの「鷺山」
おそらく、多分、おおかた、けだし、岐阜市で一番低いかと思われる山「鷺山」を制覇してきた。標高68m、登頂に要した時間、約15分。それものんびり。存在そのものはかなり以前より知ってはいたが、登ったのは今回が初めてだ。
今後、大河ドラマ「麒麟が来る」に登場するのかどうかは、若しくは登場したかどうかも知らないのだが(観ろ観ろと煽るだけ煽っておいて一度も観ていないという)かの斎藤道三がここに城を築き隠居していたという山なのだ。正直、岐阜市民としては恥ずかしいことにまぁ~ったく知りませんでした。で、娘の濃姫は「鷺山殿」と呼ばれていたとか呼ばれていなかったとか。どっちやねん。
何年か昔にこの「鷺山」を手をつないでぐるり取り囲もうなんてイベントが行われたかと記憶するが、成功したのかどうかも参加人数が何人いたのかもわからない。何の為にそんなことをしたのかもわからないといった岐阜市民にとってもナイナイ尽くしの神秘に満ちた山であることだけはわかる。
さて、それではモッくんを探しに行ってみましょう。
おるわけないがね。ただ、ところどころに「斎藤道三」と書かれたノボリが立てられ、ここが縁の地であることがなぁ~んとなくわかる。
以前は木々が鬱蒼と茂り山頂に登ったところが視界が広く望めなかったと聞いていたが、ここもひとつの観光地にしようという目論見だろうか、多くの木々が伐採され南東遥か彼方、とはいっても直線距離で1kmくらいだろうか?金華山に山頂の岐阜城を拝むことが出来る。
かつて斎藤道三も同じように金華山を目で見て舐めるが如く愛でていたに違いない。
一応、山頂を示す「三角点」があったりするのには少し笑えた。たかが68m、されど68m。
登山道、と言えるのかどうかも微妙なところだが、道すがら誰ひとり追い越すこともすれ違うこともないくらいに閑散としていたのはアクセスの悪さも影響しているのだろうが、圧倒的に言えるのは知名度の無さだろう。あと駐車場がわかりにくい。
ただ、このコロナシーズン、行き場をなくした子ども達とゆったり過ごすにはとても良い場所だと思う。運動不足の解消にも多少はなるだろうしね。弁当持ってお茶もって是非、遊びに行ってみよう。
大げさに宣伝はしてみたものの、遠方からわざわざ訪れるほどの価値はないかも知れないので、お車で金華山にでも行く用事があるならばついでに寄ってみるのもいいかも。