トレイルランニング!城ヶ峰で「七年殺し」
事故の後遺症で、膝関節と股関節が未だにカックンカックンすることがあったりもするが、療養とトレーニングは両輪で推し進めねばならないと考える。まるでコロナ禍に於いての経済対策の様ではないか。全然違う?こりゃ、どーもすみません。
てなわけで、久しぶりに近場の山をショートトレイルで攻め落としてみた。山の名は「城ヶ峰(じょうがみね)」という。
岐阜市は長良川を堺に通称「川北」と「川南」に分類され、駅や繁華街を擁する「川南」に住む連中は「川北」に住む者を、まんま「川北、川北」とバカにする風習が昔からある。
その「川北」の中でも、長良川畔近くに住む者は、それよりも更に以北、山の手に住む者を「山猿」と蔑んだりもするかどうかは定かではないが、まさしく猿どころか熊が出てもおかしくない様な場所に存在するのが、この「城ヶ峰」だ。現にこの直ぐ近くで熊が目撃されたという情報が保護者会メールでつい最近、流れて来た。
スタート地点は「石谷」
下山地点は「城田寺」にある。
このふたつの地名とも岐阜市在住の人間さえ中々読むことが出来ない地名と言われている。先は「いしがい」、後者は「きだいじ」と読む。
「いしがい」はまだ何となくわかる。ただ「城田寺」だ。なんで「田」が「だい」なんだよ。元は「でん」、つまり「きでんじ」と呼ばれていた。ただ、この地方の方言の特徴として、「で」を「でゃ」と発音することが多い。つまり、「きでんじ」→「きでゃんじ」→「きだいじ」となったとされるのが一般的な解釈だ。
とはいえ、もっともらしく解説したものの、全ては自分の勝手な想像だ。だからそんなことよりも話の本筋はトレランです。
この時季、山道にはやたらめったら落ち葉がつもる。
これがまた滑るんだゎ。何度、足を取られて転けたことか。で、岐阜の山はチャート、つまり尖った岩場が多い。落ち葉の下にはその「トンガリくん」が待ち受けており、お尻をドーンとついた所にそれがあったりするとマジ死ぬかと思うほどの痛みが走る。たまに「七年殺し」を食らったりもする。「七年殺し」がわからない?ググれ。
まぁ、山を走りましたなんて話は実際、1行あれば事足りる。それに独りよがりな話など聞かされたところで面白くもなんとも無いだろう。先日も、フットサルで7得点中、5得点を独りであげる活躍を見せたと家族に自慢するも、総スカンを食らわされたと嘆いていた中年男性の話を渋々聞いたが、自分にしても「あ、そう。で?」という面持ちだったかと思う。でも寂しいから写真だけでも。
そんなことよりも、世の関心事は怪我もなく自分が下山出来たことにあるかと思う。冒頭から心配かけてごめんね。大変だったけれど無事に下山出来たよ。機会があれば、次回は反対側、つもり「城田寺」方面から攻めてみようかと思う。恐らくは「後ろから前からどうぞ」と歓迎してくれることだろう。
そんなわけで、昨晩の現場での立ち仕事は非常にキツかった。
おまけ