氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「DODO New Year Trail 2021」…に向けてのトレラントレーニング~

くどいようだが何度でも言う。岐阜市で一番高い山は「百々ヶ峰(どどがみね)」だ。金華山ほど華々しくないが、ご来光を拝むには断然こちらの方がロケーションがいい。見たことないから知らんけど。大体がご来光を拝みにとか、初詣など当たり前に人がごちゃごちゃしている所は嫌いなの。

 

12月に入った途端に正月の話を持ち出すなんて、オレも随分とヤキが回ったもんだぜ。ただそれには理由がある。

 

ちょうど1ヶ月後の1月4日に、とあるレースがここ「百々ヶ峰」を舞台に開催される。その名も「DODO New Year Trail 2021」だ。つまりはそのレースに無謀ながら出場を目論んでいる、とこういうわけだ。

 

ただね、ここ最近はまともに練習が出来てなくて、このままでは完走どころか遭難の憂き目に合う可能性も無きにしもあらずってことで、久しぶりに「百々ヶ峰」をトラバースしてみたのだった。あ、トラバースってのは横断や縦断をすることね。

 

コースの下見を兼ねての練習なので、一旦、山の中に入ると4~5時間は出てこられない。水分とエナジーゼリーをリュックに詰め、いざ出発!

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出発地点の「白山神社

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社の更に奥からスタート

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おニューのトレランシューズ。スキーメーカーで有名な「SALOMON」製。




と勢いよく出たものの、スタートから1kmも進むと息は絶え絶えとなり、足の裏にも痛みが走り後悔が先走る。まだ身体が温まってない証拠だと自らを鼓舞し、更に1km、2kmと歩を進める。

 

本来ならばトレイルランニングというだけあって、上りもランニングを基本とするのだが、やはり練習不足が大いに祟り、心臓バクバク、肺はゼーゼー、ほぼほぼ歩きに終始してしまった。

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風光明媚な白山展望台

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川の対岸には金華山。山頂には岐阜城が見える。



下りは下りでチャートと呼ばれる尖った岩肌がむき出しとなり、足を取られてすっ転ぼうものなら確実に大怪我を呼び下手をしたら命を落としかねない。年寄りには酷だ。

「よいしょ、よいしょ」

と言いながら慎重に下っていった。レースの上位者ともなれば、この様な険しい下りでも転ぶのが前提と疾走していく。まさにキ◯ガイの所業だ。

 

標高417.9mの山だ。数字だけ見るとそう大したことはない。

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「百々ヶ峰」山頂

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山頂から東濃方面を望む



ただ、「峰」と名がつくだけあり、いくつもの山が合わさって一つの山を形成している。いくらチンタラチンタラ走っていようとも、スタートからゴールまでの累計標高は2000mばかりになる。エアコンで有名な「霧ヶ峰」程度の山を登る計算か。それも走ってだ。

 

ただ、ごめんなさい。練習とはいえ、やはり完走は難しかった。もう10kmを過ぎたあたりから足はもつれ、膝は笑うし太腿の筋肉はガクガクと震え、自分の足なのに他人にコントロールされている気分だ。敢え無く途中でコースを割りリタイアと相成った。実に不甲斐ない。

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麓では若干、紅葉も見られた。

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ゴールの三田洞弘法 法華寺



で、翌日は案の定、酷い筋肉痛に全身が蝕まれることになる。しかし、この筋肉痛が充実感を呼び寄せるもんなんだな。こんなことを言っているから「真性ドM」なんて呼ばれるんだよね、きっと。ただ自分にとっては褒め言葉になってたりして。

 

おまけ

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