氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

どうせヒマですよーだ!

岐阜市でも標高3000mにある我が家には、根雪が氷の様に塊となり残っている。ほらごらん。愛しのカブリエーラちゃんもほんのりと雪化粧をしているよ。

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ったく…。いつまでうちは雪国なんだよ。

 

午前仕事を済ませ一旦帰宅すると、

「ごめんけど、蛍光灯が切れたみたいなので買ってきて。どうせヒマでしょう?」

と、まだ靴も脱がぬうちにそう命令口調で言われた。相手は想像にお任せする。

 

「あのさぁ、それ帰宅早々に言うことか?先ずは『おかえりなさい。お疲れ様でした』とか他に言うことがあるだろ。それにさ、そういうことはなぜ帰宅する前に言わんかなぁ。今の世の中は便利なことに、何かあった時のために携帯電話というアイテムがあるだろうが。直接、通話することも出来ればLINEという手段もある。あとさ、ちょっと気になったんだけど、どうせヒマでしょ?ってどういうこと?そりゃ、今はやること無いかもしれんけど、今の今までオレは仕事をしてきたの。わかる?で、夜は夜でまた仕事に出かけなくちゃいけないの。じゃぁ、そっちはどうなの?そっちこそ仕事が休みだったらヒマな筈じゃないの。それに家の中にはもう一人、仕事が休みでヒマな奴がいるだろうが。自分で行くのが嫌ならば、なぜそいつにお願いしない?」

と思ったが口には出せず、二つ返事で快諾したのだった。

 

せっかくだから、久しぶりにカブリエーラで行ってみよう!

 

天気は良いが岐阜地方気象台によれば午前10時の外気温は1.4℃。バイクに乗った時の体感温度はおよそマイナス10℃程度か?上下ともダウンを着込んで片道3kmの「ホームセンターバロー」までラッタッターとお出かけした。

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「え~と、蛍光灯、蛍光灯」

大胆に独り言をつぶやきながら蛍光灯を探す。探すまでもない。我が家の庭の様なホームセンターだ。どこに何が置かれているかは既に把握している。

 

しかし単に蛍光灯とはいっても色々な種類があるんだねぇ。蛍光灯にもLEDなんてのがあるんだ?え…、1本3,000円?!そんな高い奴じゃなくてもいいだろ。ってことで、税込み698円の一番安いものをチョイスした。

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ただ気になるのは、何故2本組なの?欲しいのは1本だけなのに。なんか抱き合わせ販売を受けている様で腑に落ちない。ま、それでも仕方ないから買ったけどね。

 

自宅に戻りさっそく取り付けスイッチオン!あれ、あれれ、点かないぞ。ひょっとしたらひょっとして…。隣の部屋の蛍光灯からグロー球を抜いて試しに入れてみる。結果は推して知るべしだった。マジかよ!

 

「おい、うちにグロー球の予備ってあったか?」

「グロー球?グロー球ってなに?」

聞いた自分が馬鹿だった。この様子ではあるわけがない。で、それからどうしたかだって?それは写真を見て想像してくれ。

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