氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「やりすぎ」たるは及ばざるが如し

仕事の帰り道にコンビニに寄る。プロバイダの利用料を支払いにだ。毎月毎月、ちまちまと請求書を送って来やがる。そこまでの手間を掛けてでも月にたった2,980円が欲しいのか?そりゃ、欲しいだろ。自分でもそうする。

 

というわけで、金のやり取りに禍根を残したくないので、請求書が届くとすぐさま支払いに行った。因みに自分のフェイバリットコンビニは「LAWSON」だ。何故ならばPontaポイントを有しているからに他ならない。正直、それさえ無ければどこのコンビニでもオールオッケーだが、一応、中部地区に所在するものとして、今後は元サークルKの「FamilyMart」を舐める様に可愛がってあげようかと思う。

 

ま、それにしてもコンビニの利用率はドラッグストアの十分の一程度に過ぎないけど。

 

で、その「LAWSON」なのだが、残念ながら自分の通勤路に利便性の良い店舗が1軒もない。全てが反対車線だったり、遠回りを強いられたりする立地に置かれている。とはいえ、そんなことは今回の話の本筋に全く関係がないので、軽くうっちゃりをかましておく。

 

というか、ここから上の全てが全く関係なくどうでもいいことだ。ただ字数を稼ぐためにダラダラと認めただけに過ぎない。

 

店内に入り、プロバイダ料金だけを支払いさっさと店を出てしまうのも芸人ではないが芸がない。先日、「LAWSON」で購入した丸永製菓の『ずんだもちあいすまんじゅう』が於いてないかと冷凍ストッカーを覗いてみた。が、無かった。因みに先日、訪れた店舗とは別の店舗だ。「LAWSON」は「LAWSON」でも取扱商品が違うことをそこで知ることとなった。

 

ん?何かがオレを見ている。なんだ?この「もやっ!」とした輪郭のハッキリしない感覚は。寸時に把握出来た。この気持ち悪さだ。パンコーナのそれもド真ん中に、新商品としてたった一つだけ置かれていた。タイトルに「やりすぎパン」とある。

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人生に於いて他所から指摘されることはあっても、自ら「やりすぎ」と認めることは滅多に無いことの様に感じられる。親にゲームのやりすぎを注意されたところで、没頭している本人にとっては「やりすぎ」という感覚などは脳内麻薬エンドルフィンによって疲れもろとも吹っ飛んでしまっているだろう。にも関わらず、このパンは自ら「やりすぎ」を主張しているのだ。

 

気がついたら助手席にちょこんとパンが座っていた。「やりすぎパン」がラストネームならば、ファーストネームは「カレー&ホイップクリーム」だろう。その名を耳にしただけで吐き気を催す人もいそうだが、「ガリガリ君」世代やペヤングをこよなく愛すペヤング教授ならば容易く受け入れられてしまう気がするのは気の所為だろうか?

 

で、肝心の味はといえば、ぜんざいに塩を入れると甘さが引き立つのと同様の対比効果といえば良いのだろうか?言い換えるならばホイップパンにカレーの隠し味といった印象が際立った。

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というわけで、自分にとっては菓子パンとしか思えなかったのだが、どうやらメーカーの打ち出しは惣菜パンらしい。

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相変わらず前置きだけが長く本質をつくレビューはほぼ皆無だが、知りたけりゃ自分で買って食べりゃいいじゃん。とはいえ、これだけは言っておく。「やりすぎ」というには遠く及ばない。「もうだめ、やめて、死んじゃう~♡」と言わせてこそ「やりすぎ」というものだ。詳細についてはご相談下さい。

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