あの「モンテール」に工場直売所があるってよ＠スイーツファクトリー美濃加茂店
キムタクが剣道の経験者だということを次女に教えてやると「へぇそう。だからキムタクってかっこいいんやね」とトンチンカンに返された。ついでに草彅剛も剣道をやっていたことを教えてやると、「草彅剛って誰？」と真顔で聞き返された。中一にとってスマップが既に過去の人となっていた事を大いに知らされたドライブ中の衝撃的な出来事だった。
宝石職人の珠玉の技を拝みに、岐阜県は美濃加茂くんだりまで足を運んでみた。足を運んだといってもバラバラ死体を遺棄しにいった訳ではないのは誰にでも判ることかとは思うが、一応念のため。
美濃加茂は「堂上蜂屋柿」で知られる蜂屋町にほど近い、蜂屋台というところにそれはある。「堂上蜂屋柿」を知らない？仕方がない。少しかいつまんで説明してやろう。その最高級は１個8,000円にもなる干し柿の最高級品だ。以上、見たこともなければ触ったこともない。当然、食べたことすらない柿なりの説明文はここまでです。あとは自分で何とかしてくれたらと思う。
「堂上蜂屋柿」で霞んでしまったが、そろそろ本題に入ろう。その蜂屋台にあるそれとは、なにを隠そう「モンテール工場直売所スイーツファクトリー美濃加茂店」だ。
以前にも言ったがもう一度言おう。我が祖国フランスでは「宝石職人」を「モンテール」とそう呼ぶ。
先日、極端に値引きされた「モンテール」のシュークリームを食べた翌日に、マイルームがレストルーム、いわゆるウォータークロゼットと変わってしまったその原因を究明に行ってみたわけだ。
なんか、最近は東濃方面に行き慣れている為か、以前は美濃加茂といえば飛行機でも使わねばいつまで経っても着かないイメージがあったのだが、渋滞にハマることもなく意外とすんなり小一時間で着いてしまった。なんだか呆気ない。
でん！と構えた工場の、左隅の一角にその「スイーツファクトリー」はある。
店構えからして非常に綺麗だが、店内も清潔感に溢れ、女性従業員も非常に愛想よく
「いらっしゃいませ」
と暖かく出迎えてくれた。
そして入って左手側のショーケースには、宝石職人達による珠玉の宝石達が所狭しと、ということもないが並べられている。
ただ正直にいえば、ドラッグストアのスイーツコーナーで見かける顔が殆どだったが、ハロウィーンが近いということもあってかドラッグストアとは差別化を図る商品も多々取り揃えてはあった。
どこに問題があるのか見た目では判断し難い、「規格外品」として扱われている「カスタード＆ホイップシュー」が、４つで税込の199円という破格値で販売されていた。もちろん即買い。あとは各々が気になる商品と、多少のお土産を取り揃えたところでレジへと向かう。
全５品で〆て1,003円也。なかなか良いお買い物が出来たかと思う。ただ、支払いが「現金のみ」となっていたのには、ここ最近、財布の中身がキャッシュレスな自分にとってはちょっとばかり辛い面もあった。
とはいえ、それも職人にはつきものの頑なさと捉えるのならば、それもまた有りだろうと強引に話を結ぶ。当然、お腹を壊した理由は知る由もないことは知る由もない。完
ってゆーか、石川県民に先を越された！
