粋な登山家は粋なカフェで一息つくってもんさ@岐阜県美濃加茂市「休暇小屋-Kyukagoya」
山登りの帰りに茶でもしばきに行こうかと、最寄りのカフェに寄ってみた。あ、その前に下山した道中で物騒な光景を目にしたから写真に撮っておいたよ。
「悪の教典」の伊藤英明みたいにレインウェアをまとい猟銃を構えている。一瞬、ドキッとしたけど多分、案山子だよね。怖かったから確かめには行かなかったけど。例え本物だったとしても自分の命さえ助かればそれでいい。
という事で、件のカフェに寄ってみた。
「そばのカフェ おくど」が店名だけあって蕎麦が売り物なのだろうか?下調べ等、一切せずにぶっつけ本番が自分の流儀なだけに全くわからない。着いた。とてもカフェとは想像出来ない店構えだ。車を降りいざ頼もう!と玄関の戸を開ける直前に、はたと目にする縦長の札。なんと、そこに書かれたるはアルファベットで「CLOSE」の5つの文字。
やってなかった。生意気にも完全予約制なんだって。もう、二度と来ねぇ。
思い直して別のところを検索するも、その日に限ってか近隣の主だった店がどこも休業の表示となっていた。やはりコロナの影響だろうか。廃業したかに思われていた店が、コロナ禍において息を吹き返したという話をチラホラと耳にする。とはいえ店は休業中だ。コロナが終息したらまた廃業するのだろう。申請を受理した以上、協力金を出さないわけにはいかないらしい。といった内容の話が先日、ラジオから聞こえてきた。なんて世渡り上手なんだ。とはいえ、それも賛否両論あると思いますよ。
ちっくしょー!じゃ、どこへ行けばいいんだよ。行かないという選択肢は排除しました。意地でも行ってやる。美濃加茂にシャレオツなカフェがあるらしいと、とある筋から情報を入手した。ここから距離にして12km。Google先生によれば17分掛かるらしい。大した時間でもない。よし、行っちゃえ、とばかりに車を走らせる。
高台に設けられたその店の名は「休暇小屋」という。
看板表示はアルファベットで「Kyukagoya」となっていた。
車が複数台とまっていた。店の規模は大きくない。果たして席はあるのだろうか?
「すみません。満席です」
「やっぱりか~」
ただ、外にテラス席が用意してあったので、試しに聞いてみた。
「外はダメですか?」
「外でよろしければ」
ということで外のテラス席を独り占めしてやった。
うん、我ながらポジティブ~♪
といったわけで残念ながら店内の風景はお披露目出来なかったが、その気になれば外でも十分に満喫出来る。登山後のまったりタイムを満喫することが出来た。やはり、ちょっと寒かったけどね。
因みに「今月の豆(600円)」と「パンプキンチーズケーキ(300円)」也。まぁまぁのクオリティ。