氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

直角には理由がある靴下@無印良品

かつて高校時代、自分は陸上部に在籍していたのだが、当時、自分で付けたニックネームは「カモシカの足首を持つ男」だった。足首が細く、尚且つ陽と陰のコントラストが明確で見た目に芸術的とさえ言えたからだ、と自分が言っていた。だがよくよく考えるとカモシカの足首って毛むくじゃらじゃんね。よって約40年を経過し、せっかくのニックネームだったが今になって返上したいと思う。

 

そういえば「浜松の種馬」と呼ばれる浜松在住なのに美濃という苗字の同級生は実際にカモシカの様な足だったと記憶する。大体、眉毛が濃い奴はすね毛も濃いと相場が決まっている。かくいう自分は毛深いどころかすね毛がない。以前から薄くはあったものの、極端な乾燥肌なので冬場ともなれば一本残らず落毛してしまう。その上、45から始めた空手でスネを多用したからか、夏場になっても1本も生えてこなくなった。

 

若き日にロードサイクルに乗って真面目に自転車のトレーニングをしていた頃は、少しでも空気抵抗をなくそうと日々、剃毛プレイに励んだものだが、よって今ではその必要もない。息子のすね毛を見るたびに、親子でこうも違うものかと驚きを禁じえないと共に、少しばかり頭髪に分けてくれないかと真剣に願ったりもする。

 

そういうわけでもないが、スネや足首を露出することにはなんら抵抗がない自分だが、愛用している靴下はローカットのいわゆるアンクルソックスだ。丈の長い靴下は慶弔用のものしか所持していない。ところがだ、ここ最近、頻度を増して自分の靴下が紛失している。確かに両足の靴下を洗濯機に放り込んだはずなのに、干されているのは片方だけ。そんなことが立て続けに起きている。タンスの靴下入れには、相棒を失ったシングルソックスが沢山、転がっている。

 

両足のデザインを変えて、いわゆる「ネガティブ履き」を楽しんでみるのも良策とは思うものの、そこは五十路とう年齢が微妙に盾となりチャレンジを阻んでいる。う~ん、しかしこのままでは靴下が足りない。ということで、仕方なく「無印良品」へ買いに行った。

 

先日、テレビで「無印良品」には無駄にカレールーの種類が取り揃えられているといった話のついでに、店員が自信をもっておすすめする商品として「靴下」をあげていた。他社との大きな違いはかかと部分が直角に縫製されていることから、歩いていてもズレにくいといった特徴があるのだと。気になり出向くと、なるほど、わざわざその旨が説明となってプレートに掲げられていた。

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で、さっそく購入。そう、至って自我が無いので簡単に流されるんです、この私。

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さて、履き心地や如何に?それは次回があれば次回のお楽しみに。取り敢えず今日はお古で過ごします。

 

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