氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

璃花子と共に歩む復帰への道

いつかやるいつかやると言っていながら、あっさりと浜松なんぞに抜かれやがって、「やるやる詐欺」か、多治見市!かつては日本で一番暑い街を標榜していたのが、県内でも美濃市に抜かれ、下呂金山に抜かれとここのところ全く立つ瀬がない。窯業の街なんだから、ここぞという時に街中の窯という窯に火をくべるとか、市民が結託して1位奪還を狙う努力を見せたらどうなんだ。同じ岐阜県民として実に情けなくも寂しい話だ。

 

あ、でも岐阜市だけは24℃くらいがいいです。

 

ところで、その件の浜松には、苗字が美濃のくせに浜松に身も心も売りやがった中高大の同級生がいる。あまりにも無節操にあちらこちらと種を撒くもんだから自らをして種馬と呼んでいるが、今は浜松在住なので「浜松の種馬」を自称している。きっと今回の猛暑でその種も枯らし尽きることとなり、やっと浜松に安寧秩序がもたらされることになるだろう。ある意味、この暑さによる怪我の功名と言えるのかも知れない。

 

さて、バイク事故から早いもので既に50日が経過した。怪我の状況はといえば、階段の上り下りで「グキッ」とやらかすと暫くは痛みで動けなくなる頻度が10回に1回ほどと格段に減っている。ひたすら静かに大人しく、養生に養生を重ねた結果でないことは100%の自信を持って言える。だって、最悪の状況であったときも足を引きずりながら現場で仕事をしていたんだもん。本来ならば完璧を期してもおかしくない経過日数かと思う。

 

つまり50日に渡り運動をしていない。ただ不思議なことがあるもので、明らかな運動不足の昨今にあるにも関わらず体重が3kg以上も減ってしまった。久しぶりに50kg台に突入だ。ただこれは痩せたというよりも、純粋に筋肉が減ったと判断した方が的確かと思う。

見た目に両足の太ももやふくらはぎが細くなっている。

 

完全に怪我が治りきるまで、休養を取るというのもひとつの手段かとは思うが、元来せっかちな性格だ。そんな時まで待ってなんていられない。つまりはそういうことで、実に50日ぶりとなるロードへワラーチに足を通し繰り出した。

 

足がお、重い。息は上がるがタイムは全く上がらない。おまけに炎天下だ。焼けたアスファルトの熱を受け、足の裏がやけどしそうに熱い。当初、最低10kmは走るつもりだったのが、何かと自分に言い訳をみつけ、結果、目的をランニングから墓参りに変え家墓がある墓地へと向かうことにした。そう、年々意思と記憶力が薄弱になっていくの、わたし。

 

因みに「家墓」と書いて「いえばか」と読む。

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墓は小高い丘の上にあり見晴らしが非常に良い。

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ただ、盆の暑い真っ盛りに墓参りなど行こうもんなら、その丘を登るだけでTシャツが汗だくになる。ただどうせ汗だくだ。ランニングのついでならばむしろ都合が良い。盆も明けてからの墓参に詫びを入れ、出来るならばもうちょっと長くこの世にいさせてくれとお願いをした。


帰宅すると案の定、痛みが示すとおりに足裏がベムベラベロベロになっていた。たかが6kmちょい走っただけでこの体たらく。アベレージタイムは7分/kmを大きく超える。果たして4分台に回復出来るのだろうか?いや、やってやる。オレの池江ちゃんだって白血病からのレース復帰へと頑張っているじゃないか。やってやれないことはない。璃花子、頑張って一緒にオリンピックを目指そうな!

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