氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

あだ名は文化だ!今、昭和を蘇らせよう!

昨今の子ども達はあだ名、いわゆるニックネームを使わないとNHKニュースで垣間見た。そもそも「あだ名」という言葉すら知らないそうだ。そう考えると、宅の子ども達も普通にファーストネームで呼ばれることが多い。「あん子ちゃん」「あづ紀ちゃん」、せいぜい「あんちゃん」「あづちゃん」だ。坊主に至っては名前そのものがニックネームの様なものなので、そのまま「ど」ストレートに「ろく」、若しくは「ろっくん」と呼ばれている。

 

そういえば坊主がまだ小学生の時に「あだ名禁止、呼び捨て禁止」という学校の決まりがあった。男も女も「さん」付けが励行されたが、自分の親友に対し「さん」付けするのは逆にふざけた時のみで、これはまるで浸透しなかった様だ。長女の担任にしろ「あん子」の事を「あん子」「あん子」と呼び捨てにし、我が子の様に可愛がってくれた。

 

代わって自分達の時代はどうだったかといえば、もちろん名前で呼ばれることが専らではあったが、それでもあだ名の一つや二つは持っていたかと思う。学校の先生などは夏目漱石の「坊ちゃん」よろしく、必ず標的にされたかと思う。国語総覧を多用する教師は「そうらん」、少林寺拳法が得意だと「少林」、名前が「均(ひとし)」だと「きんさん」等々、数え上げたらキリがない。あだ名とはいえ、本人も承知していることが多かったので、面と向かって言ってしまっても許されることさえあった。いわばあだ名はあだ名でも愛称と呼ばれる部類かと思う。

 

昭和のアニメには「ブタゴリラ」や「ゴリライモ」など、とても愛称とは呼べないあだ名なども登場するが、強さの象徴としてゴリラが使われるところなどが、ガキ大将に与えられる称号ともなっている。ブタやイモはともかくとして。

 

因みに中学生の頃、自分にとっての最大のアイドルは沢田研二だったが、彼が「ジュリー」と呼ばれるのはジュリー・アンドリュースのファンだったからだそうだ。因みの因みに自分が社会人になった時にバンドメンバーに付けられた愛称は「ナディー」だった。一聞、横文字で親しみやすいニックネームにも思えるが、ネーミングの理由は自分が「なで肩」だからに他ならない。嬉しくねぇわっ!

 

自宅でお昼をと思いきや、冷蔵庫をみてもおかずとなる物が何もなく、白飯だけが炊飯ジャーの中で湯気を立てていた。仕方がない。せめてフリカケでも無いものかと物色したら、唯一出てきたのがペヤングの「激辛やきそば味ふりかけ」のみだった。

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辛さレベルMAXとある。食後にこれだけが残されていた理由がなんとなくわかった気がする。食べられないのならば買ってくるなよ!食べて舌が辛い、食後に胃が辛い、そして翌日はトイレで辛いこと必至。

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