氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

古えを今に伝える古墳群

古墳と聞いて興奮しませんか?僕はしません。ただ見るのは好きだ。古いものには新しいものにはない良さというものがある。「女房と畳は新しい方がいい」、などといった故事成句があるが、国が変わりフランスでは「女とワインは古い方がいい」と言われる。当然、自分は見た目に始まり身も心もフランス人であるからにして後者の言葉を大事にしたいが、あくまでも「女」であり「女房」ではないことに着目して頂きたい。つまりはそういう人間なんです、この私。

 

バイク事故から3ヶ月が経過し、未だ本調子ではないもののリハビリと称して少しずつ走るようにしている、ことは既にご存知のことかと思われる。タイムは全く話にならないけどね。もう、記録狙っていける状況ではないと納得しちゃったので、まぁ、楽しんで走られればいいかな、と最近ではそんな心境。とは言っても毎日同じコースを走るのも飽きるわけですよ。ならばマンネリ化を避けるにはどうしたら良いかと考えた挙句、普段、行かない様なところに車で行っちゃってそこから走ればいいじゃん、という結論に達した。

 

というわけで今回は西へ進路を取りお隣のお隣、揖斐郡は大野町というところにある「大野町運動公園」へと足を伸ばしてみた。

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運動公園だけに運動するには持って来いじゃんね。とはいっても中をグルグルと回るだけでは見ため芸能人でも芸がない。当然、公園から外へも足を踏み出すわけだ。

 

ただ踏み出す場所が悪かった。目の前に小高い山がボコボコと立ち並んでいる。古墳だ。それも古墳群だ。

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他にもいっぱいあったけれど、似たようなものばかりなので割愛。





ぜんっぜん、古墳に詳しくはないが歴史は好きだ。やはり近くに寄ってみたくなるじゃんね?で、寄ってみた。寄ってみればみるほど更に色々と回ってみたくなるのは歴史好きの心情じゃんね?

 

オレはこ、興奮しているのか?いや、そうではない。冷静に学術的見地でもって見学しているだけだ。至って冷静な自分を確認する。ということでランニング中だっちゅーことをすっかりと忘れてしまい古墳の説明云々カンヌンにじっくりと目を通し思う存分に堪能したのだった。

 

当初の目的はランニングのマンネリ化を避ける為だったのが、とんだ落とし穴に引っかっかっちまったぜ。他にも織田信長の甥が治めたという野村藩の陣屋跡地などもあり、近場で思わぬ発見を得ることが出来た。

 

練習というにはおこがましいが、楽しんで走ることを趣旨とするならばこういった脱線もたまには良いだろう。コロナ禍であらゆるレースが中止となったり延期になり、なかなか本番に行き当たらないが、次回出場するレースは思いっきり楽しんでみたいと思う。今までのレースは水はともかくとして食べ物に手を出すことがなかったので、一度でいいから腹いっぱいでゴールを迎えたいとかねてから思っていた。来春辺りに実践出来たらと願う。

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