焼き芋が美味い「はっぴぃまるけ」な好日
「マルシェ」といえば、おフランスに於ける市場のことを表す言葉だが、一方、ここ岐阜には「まるけ」という言葉が存在する。例えとして「泥まるけ」とか「ほこりまるけ」などがある。かつて、とは言っても数十年前の話になるが、男性に絶大な人気を誇った「女だらけの水泳大会」というフジテレビが誇る下品な番組があったが、それをこの地方の言葉で置き換えると「女まるけの水泳大会」となる。この番組については回想することが多々あるが、そうするとその話だけで終わってしまいそうなので各々の胸の内でこっそりと回想して頂ければと思う。
で、その「まるけ」が「マルシェ」に語感が似ているということで命名され誕生したJAぎふの子会社に「はっぴぃまるけ」という会社がある。平たくいえば「障がい者等の農業分野での活躍を通 じて、自信や生きがいを創出し、社会参 画を促す取組であり、農福連携の取り組 みをその活動の目的とする」会社だ。
好天に恵まれた昨日曜日、「JAぎふ おんさい広場 真正店」にてその「まるけ」の「マルシェ」が開催されるということを長女が通う特別支援学校から案内を受け足を運んでみた。
到着したのは午前１０時。頂いたチラシには午前１０時より開催と書いてあったので、混み合うことを想定して早めに着いたはよいものの、いざ行ってみたら１１時より開場となってんじゃん。
なことあるかいっ！と少々、憤りはあったものの、やはり自分は持ってる。財布を忘れて出てきたことに気がついて再び自宅に戻ることとなった。結果、１１時の開場にジャストタイミングで間に合い無駄に時間を浪費せずに済んだ。ということにしておいてやろう。
「マルシェ」とはいえ極めてこじんまりとした質素なもので、出店されている食事はみたらしならぬ「味噌だんご」に「豚汁」、「焼きいも」だけだ。その他に多少の野菜が並ぶ程度でオマケに飲食ブースもない。結果、テイクアウトを余儀なくされたのだが、幸いにして天気も良くあたたかい。近くの公園ででもアウトドアランチを楽しもうということになった。
ほど近いところに「宗慶大塚古墳（そうけおおつかこふん）公園」があった。
初耳だったが古墳がある公園なのだろうか？まぁ、わからぬままとにかく行ってみると、案の定その通りだった。
古墳を眺めながらランチが出来るだなんて「皆さん、最高ですか！」「最高です！」じゃないか。
団子も豚汁も焼き芋もどれも美味しく娘たちも満足していた様子だった。
どうでもいいけど焼き芋を食べたのは娘たちだけだ。
女性の焼き芋好きは幾つくらいから育まれるんだろうね。
口に入れたのが中途半端な時刻ゆえ、これがしっかりとランチ代わりとなってしまった。今回の出費は３人で980円とお財布に優しく、ひいてはお父さんにも優しい。たまにはこんなのんびりとしたランチもいいね。
