「サイゼリヤ」と「さいでりあ」は似て非なるもの
未だに「サイゼリヤ」の社長が小林亜星だと勘違いしている奴がいるみたいなので、この際だからはっきりさせておこう。小林亜星は「サイゼリヤ」ではなく「パッ!とさいでりあ」のネーミングで外壁材に新風を巻き起こした新興産業の社長だ。
えっ?違う?違うの?会社とは全く関係ない?あ~、これは失礼致しました。因みに件の新興産業はとっくの昔に潰れて影も形もなくなっている。小林亜星もさぞかし草葉の陰から嘆き悲しんでいることだろう。
えっ?小林亜星ってまだ生きてるの?マジで?明後日の8月11日が誕生日で米寿だって?これまた、失礼致しました。いやぁ~、知らぬこととはいえのっけから驚きの連続だゎ。
ついでにWikipediaで新興産業を見てみると、「埼玉県に本社のあるイタリアンレストランのチェーン店「サイゼリヤ」とは異なります」とあった。ほらね、やっぱり勘違いする困ったちゃんが世の中には沢山いるってことじゃんね。
チェーン店繋がりで無理やり話題を振るが、その昔「ワタミ」チェーンの創業者である渡邉美樹が、若い頃に20時間以上働いたことを自慢げに話していたことがあった。その若い頃ってのがいつからいつまでの期間を指すのかはわからないが、かつては自分にもそんな時があったもんだ。だからといってその代償として今の生活が楽になったわけでもなく、むしろあの時、あぁしておけば良かったと反省させられるばかりの負の思い出にはなっても自慢げに語ることなどまるで出来ない。そんなことを宅の坊主にでも言おうもんなら、「ばっかじゃねぇの」と一笑に付されるのがオチだ。
因みに奴は昨日から9日間の夏期休暇に突入している。休日は年間144日。土日は完全週休二日の9時から18時勤務の残業なし。同じ給料を得るならなるべく働かずに得る奴の方が賢く、それに今時はその方が尊敬されるのではないか。
ところで藤井聡太は働いていると言えるのだろうか?
随分と前置きが長くなったが、久しぶりに「サイゼリヤ」へ行ってきた。特段、目新しいものも無ければ店内に変わったところもない。若干、コロナ対策として手作り感満載なパーティションが施されていたが、ほぼ感染防止の効果も意味もないだろう。
お客にとってもそれが有ろうが無かろうがそこに行きたいから行くだけであって、喜ぶのは上からわーわー言う役人くらいではないか。
「サイゼリヤ」も業績が著しく悪化していると耳にした。飲食はどこも一緒だねぇ。せめてもの助けと娘達と三人でトータル1,500円のランチを貪る様に頂いてきた。
たかが500円のランチでも「美味しい、美味しい」と連呼してくれるのは嬉しいね。味覚音痴の女は家庭にさえ収まらなければきっとモテるに違いない。