氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

死して屍、拾うもの無し

今更ながら三浦春馬だ。なぜオレを置いて先に逝っちまったんだよー!って、そういうことじゃなく、正直、若手を始め新進気鋭と呼ばれる俳優、女優に関しては、その名を耳にすることはあっても顔と名前が結びつかないのが殆どだ。やっとオダギリジョーを覚えたところで彼も既に44歳と聞く。りっぱな中年、もとい中堅役者ではないか。

 

ただ、三浦春馬も子役からのデビューというから、年齢はまだ30を超えたばかりだったが、キャリアから中堅とする向きがあった様だ。ただ、顔を知らずして彼の人を偲ぶことも出来ない。正直、然程の興味しかなかったが「三浦春馬」でググってみた。

 

ん?どこかで見たことがあるぞ。あ、そうだ。思い出した。「SUNNY」だ。ただの「SUNNY」ではなく、副題があったはずだが、調べるのが面倒なので割愛する。邦画のタイトルだ。篠原涼子が主人公の3人の痩せ女と1人のデブ&1人の田舎もんが繰り広げるドタバタ劇…だったかと思う。何せ睡眠薬代わりに観た映画なので、全てを見終わるのに約1週間掛かった。その中に、ロン毛の異才を放つプレイボーイ?が登場する。それが三浦春馬だった。

 

あぁ、そうか。彼がそうだったのか。笑顔が印象的だった。

 

そこで、勝手に追悼をと「SUNNY」に同じく、Amazon prime ビデオでもう1本、「君に届け」を観てみることにした。それが約1週間かけて昨日やっと見終えることが出来た。断片的に記憶にないが、簡単に説明すると暗い女を演ずるブスの多部未華子三浦春馬の恋愛活劇といったところか。説明に若干、主観が入ってしまったが面倒なのでそのままにしておく。

 

一応、主人公はブスの多部未華子らしいのだが、ここでも三浦春馬の演技力がいかんなく発揮されていたとこの私が言うからにはそういうことだ。どの私だよ。相変わらず笑顔が魅力的で、あの笑顔で近づいて来られたら、家庭に不満は無いが、夫に満足はしていない4~50代の主婦ならば思わずキュン死してしまうことだろう。

 

やっと覚えられたのに、その時にはもう世の中にいない現実とは非常に虚しいものがある。現役時代にもっと評価しておいてあげれば良かった。ただ、自分がどれだけ評価したところでギャラに反映することは微塵もありえんけど。何はともあれ惜しい役者を亡くしたものだ。

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芸能人は歯が命

 

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