中年心をくすぐる居心地の良い「ここち」の抹茶ラテ@郡上八幡
お待たせしました。スイーツ侍のコーナーです。たった今、コーナーが新設されました。
今回は郡上郡八幡町、現在は廃止となり郡上市となってしまった観光地名称、郡上八幡からお届けします。
しかし、アレだね。郡上八幡も何度となく訪ねてはいるけれど、本当によいところだね。まず街中に水路が回らされている風景が最高によい。
郡上八幡の人は川を見るとついつい橋から川めがけてダイブしてしまうという悪癖をお持ちだということはかなり有名だが、橋から川面を眺めているとついついそんな気になるのもわかる様な気がする。
病んでるのかな、オレ。
えっ?誰と行ったかって?そんなの一人に決まってるじゃありませんか、あーた。いや、実は釜ヶ滝で吐きそうなくらいそうめんを食べた後に直ぐ帰るつもりだったんだけど、せっかく近くまで来たもんだから、今年は徹夜でヘッドバンギングする「郡上おどり」もコロナの影響で開催がなくなり、意気消沈しているであろう郡上八幡を慰めてやろうと思ったわけ。
飛び込みで有名な橋は恐らく「新橋」と呼ばれる橋だろうかと思うが、今回はそれよりもひとつ下流にある「宮ヶ瀬橋」のたもとにあるテイクアウトカフェ「ここち」に立ち寄った。
どれをとっても心の根っこがギュッと鷲掴みされるラインナップだったが、スイーツ侍としてはより日本人らしさが表現されるであろう、「抹茶ラテ」のアイスを注文した。ってゆーか、そもそもこれはスイーツカテゴリーなのか?ここまで書いて不安になる。まぁ、いい。見た目が全てだ。
この手のものには実に不慣れな自分がいる。この細いストローでこの上に乗った生クリームをどう処分したものか。吸えども吸えども下部に位置する液体部分しか口の中に入ってこない。因みにドリンク部分には全く甘味がない。ということは、この生クリームを舐めながら飲め、ということなのだろうと判断しそうしてみた、というかそうせざるを得なかった。
川の中であゆの友釣りに興ずる釣り人を眺めながらのスイーツタイムは実に穏やかなひとときではあったが、白髪まじりの中年男性が川べりで似合いもしない「抹茶ラテ」と悪戦苦闘している様はそれを見ている人たちにとってはどう映っただろうか。
それではまた次回、コーナーが存続していたらお会い致しましょう。