氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

お祝い返しは微笑みだけが良かった

「まん延防止等重点措置」が岐阜県でも継続されることになった。期日は来月6月の20日まで。つまり5月はほぼ丸々1ヶ月、更に加わること20日間の休業を余儀なくされそうだ。

 

幸いにして自分の誕生日があった4月にはまだ営業が可能だったので、多くの知り合いやお客様にお祝いをしてもらうことが出来た。改めてありがとう。偶然、その場に居合わせて余分に金を払わされることになった「イニシャルT」のデブ野郎もありがとう。コロナ禍だけに余計に思い出に残る誕生日となった。今更だけど。

 

多くのプレゼントの中にただ1名。顔は見せずに酒屋を使ってプレゼントを配達させた不届者の女がいた。宮崎出身で酔っ払うと宮崎弁で誰彼かまわず話しかける女だ。今の状況が続くならば、隔離どころか捕獲監禁が確実に必要となるだろう。

 

その彼女から、「五月には女子会コースで奥の部屋を予約します」とメッセージが来て既に1ヶ月以上、経過している。続いて「自分で自分から発して自分のお誕生日会を設定する女子」とも。

 

以前、同じく予約だけ入れて結局1名も集まることがなかったお客がいたので、

「集まればいいけどな」

とエールのつもりで送ると、

「も~」

と牛の鳴き声となって返ってきた。

 

ところがだ、結局5月は丸1ヶ月休業の憂き目にあったので、結局、彼女のお誕生日会も開催されることはなかった。よかったね、誰も来てくれないという悲惨な思いを回避することが出来て。ただ、そのままでは済ませられない。頂いた以上はお返しをせねば自ら称するスイーツ侍の武士道にも悖る。悖る=もとると読みます。加えてここでスイーツ侍に全くの出番はない。

 

本来はお誕生日会の時に渡せればと思ったのだが、休業中にてそれが叶わぬとなれば直接、届けるしかない。幸いにして耳にした職場は我が家から1kmしか離れていないとなれば事は簡単だ。予め所在の有無を確かめるためにメッセージを送った。すると、

 

「私、移動したのよ」

との返事。それもその移動先が酷い。岐阜市とは名ばかりでほぼお隣の関市。岐阜市役所よりも当然、関市役所の方が利便性がよい場所にある。我が家からたった1kmしか無かった距離が約18kmにまで伸びた。

 

仕方がないからそこまで持っていってやったよ。そこはヒマしかない人間の務めでもある。連絡も入れず直接、持ち込んだにも関わらず、超能力でもあるのか?予め自分が来ることを知っていたかの様に職場から飛び出してきた。まぁ、ほんの心ばかりの品だ。市民、ひいては県民国民の為、一歩も自宅を出ることなくチビチビと楽しんでくれ。

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しかし、田舎だとは聞いていたが岐阜市にもまだこんな所が有ったのかと思わされる程に山と田んぼしかないクソ田舎だった。

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