氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「毛が」の功名?

切る髪があるうちは床屋へ行こう!

ということで、冒頭の言葉通り床屋へ行ってきた。一応、断ってはおくが、無い人は行っちゃけないという意味ではないので念のため。ただコストパフォーマンスを考えると出来るだけ安い床屋を選ぶべきかとは思う。

 

掛かり付けの理容師はその店の店長だ。

ここでふと、「掛かり付け」「という言葉に疑問が生じた。「掛かり付け医」などはよく聞き、使われる言葉だが、果たして理容師にも通用するのだろうか?

 

そこで「掛かり付け」をググってみると大辞林 第三版の解説として、「いつも診察してもらっていること」とあった。広辞苑だと「病気などでいつも特定の医者や病院にかかっていること」となる。ということは、医師や薬剤師にのみ使われる言葉だということが判明した。僕、またひとつお利口になっちゃった。

 

じゃ、なんて言えばいいんだ?ただ中世のヨーロッパでは理容師が外科医や歯科医を兼ねていたという話だし、床屋に必ずといって置いてある赤・青・白のくるくる回るサインポールは動脈、静脈、包帯を表しているという説もある。もう、難しく考えるのはやめよう。担当でいいじゃん。

 

年中無休の床屋なので、たまに店長が不在のときもある。生意気にも休みの日があるみたいだ。そこで所在を確かめる為にいつも電話を一本入れてから伺うことにしている。

 

「今日は店長いらっしゃいますか?」

「店長、今日はお休みです」

「系列店にお手伝いに行っているってことはない?」

2店舗を擁する床屋なので、もう1店舗の店長が休みのときは変わりとして手伝いに出ているときがある。

「いえ、お休みです」

ならば仕方ないと木曜日は諦めた。2連休をとることは有り得ないと本人が以前、言っていたので、翌日、要するに昨日(金曜日)はノーアポで訪れた。

 

「あれ?店長は?」

ひとり残らず女性スタッフばかりで、男の姿が欠片も見えない。たまにしか会うことのないチーフ格のスレンダーな女性が

「今日、店長休みなんです」

と教えてくれた。マスクで顔を覆ってはいるが、彼女が美人なことは知っている。知ってはいるが今、そんな事はどーでもいい。

 

「えっ?昨日、電話したらお休みです、って言われたけど、まさかの連休?」

言ってることが違うじゃねぇか。

「いや、昨日はもうひとつの方の店舗に行ってました。今日は本当の休みです」

心の中で「嘘つきー!」と叫んでいる自分がいた。たが立ち直りは早い。

 

「そうなんだ。まぁ、いいや。じゃ、チーフお願い♡」

というわけで急遽美人チーフに担当してもらった。彼女がいつも居てくれるならばずーっと彼女であっても全く問題ないどころかその方が良かったりもしちゃったりして。

 

というわけでホワイトデーお返し第二弾。

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キリン ブラウマイスター 芳醇プレミアム

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ごんじり 手むしりいか 焼めざし



当年とって満45歳の酒癖が悪い独身で飲兵衛の女性スタッフへ。

 

「グッと来るぜ」

とお礼のLINEが入ってきた。

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