ひとりで生きられない人間の寄せ集めではワンチームなりえない@むしろおひとり様の勧め
にわにわにわうらにわにわにわにわとりがにわずついます。
のっけから頭の体操で始まった今週も「ご機嫌よう、ひろみ」 by お蝶婦人.
さぁ、準備はいいですか?
では特別なにもすることがなかった日曜日の過ごし方を嫌が上にも教えてさしあげよう。
例年ならば1月中に一度くらいはスキー場へ行っていたところなのだが、ご存知の様に記録的な雪不足がため、日本でも屈指のスキー場数(全国第4位)を誇る岐阜県も右往左往している。積雪量が例年の半分以下ではなんとも心許ないというわけだ。
バブル真っ只中の1987年、映画「私をスキーに連れてって」が放映されると、今までスキーをやったこともない、にわかスキーヤーにスキー場が占拠されるという、異例のブームが巻き起こった。まるで昨今の、豚の膀胱に似せたボールを追っかけ投げ回す例のアレが盛り上がった現象の様なものだろうか?ワンチーム(爆)職場で使うな。
映画が上映されようがされまいが、年間30回は通っていたスキー場だったが、ただでさえ短いシーズンにも関わらず現状がこれでは今シーズンは諦めるしかないのかも知れない。とはいえ、ここ数年はファンスキーヤーの域を脱せず、かつてモーグラーだった頃の威勢は何処へやら、が実情だ。次女へのコーチングが関の山といったところだろう。
うらにわを所有してはいないまでも、北方(ほっぽう。きたがたではない)を眺めれば我が家から1km未満先に裏山が存在する。名を「御望山」という。難解名称が多いと言われる岐阜県だが、これもまた地元民にとっても難解な名称だろうかと思われる。因みに地元では「ごもやま」と呼ばれる。加えてこの界隈の地名は「御望」なのだが、何故かバス停の名称は「御望野(ごもの)」だ。なんでやねーん!
で、特別なにもすることがなかったから、その後望山を今回、初登頂してみた。標高は225mというから、岐阜市においては中堅どころと言えるのかも知れない。
ここでちょっと岐阜自慢をしてみたい。岐阜市で登山といえば瞬時に頭に浮かぶのは、斎藤道三や織田信長が居をかまえた岐阜城がある金華山だが、この山はJR岐阜駅から凡そ3kmの距離にある。考えてみて欲しい。駅からたった3kmの距離にある、登山に適した山は世界中をみてもそうそうあるものではない。週末になると多くの登山客がJR岐阜駅から徒歩で金華山に向かう姿が目撃される。是非、一度、皆さんにも足を運んで頂きたい。
「はい、ここらで岐阜市からのノーギャラ広報は終了させて頂きます。」
で、「御望山」である。岐阜市の山にして珍しく、チャート(岩場)は殆どない。その変わり、降り積もった枯葉によってかなり足を取られる。専用のシューズでないと転けまくること必至だろう。
ただ、今回は近場で絶好のトレーニングポイントを見つけてしまったことに酷く感動した。
山候(やまそうろう)にそれなりの景色は十分おがむことは出来る。遅きに失したとはいえ、やっと岐阜市初の高速道路インターチェンジが建設されようとしているのが左手に見える。
コース後半では岐阜刑務所の内部までもが拝める場所もある。見てはいけない気にさせられるがついつい、凝視してしまうのは初登頂ゆえ致し方ないことだろう。
日常で楽しめるマイフェイバレットトレイルコースとして認定に至ったということをこの場を借りて報告させて頂くこととしよう。勝手にしろってか。