追憶の市民ランナー
本来ならば今日今頃は岐阜の街中を走っていたはすだった、と寝起きの頭を掻きながらあくびを放つ午前9時。参加予定だった半数の5,000人はそう思いつつ呟いていたはずだ。嘘ついてました。スタートが9時なのでまだ誰も走ってない。
ただ、自分はといえば、あくびをしていたからどうかは覚えちゃいないが、その時刻には既に仕事をしていたので寝起きでなかった事は確かだ。
そう、10,000名を超えるランナーが岐阜の街中や長良川畔を疾走するマラソン大会、「高橋尚子杯 ぎふ清流マラソン』がまさしく昨日、盛大に開催される予定だった。
それに従い岐阜へ流入するランナー、関係各者で岐阜市の人口が膨大し、前日の晩などは駅前のみならず観光地『柳ヶ瀬』、果ては駅裏『金津園』までもが大賑わいでウハウハだったことだろう。かなりの部分が想像というより妄想だが。
ま、今更そんな事をぶちぶち言っても仕方がない。てなわけでいつもの『金華山ドライブウェイ』を気晴らしに走って来た。普段、登山客が利用するであろう麓の駐車場も途中にある展望台駐車場も全て閉ざされ入れなくなっていた。
その分、登山者も少なくというか、ほぼいなく、貸し切りに近い景色と新鮮な空気を味わう事が出来た。
来年に向けて頑張ろっと。来年があればの話だが。