氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「#忘年会のお誘いないです」

昨晩は今年初めての忘年会があった。月に約1度集まって飲む地元の同級生、総勢3名の集まりだ。

 

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それただの飲み会じゃねぇのかよ!

 

と言いたげなそこのあなたとあなた。お願いだからこんな集まりでも忘年会としてカウントさせて下さい。だってこのままだと余程、人気も人望もない奴なんだと思われかねないじゃんね。

 

そんなことないもん。たまたま今年は少ないだけだもん。

 

「#忘年会のお誘いないです」tweetしたろかしゃん。

 

因みに職場では忘年会どころか新年宴会もありません。むしろ場を提供する側としては当たり前っちゃ当たり前な話だけど。

 

坊主が就職する先から毎月、月報が送られてくる。行事として忘年会もしっかり予定に入れられていた。

 

「お前も来年から参加しなくちゃいけなくなるんだぞ」

「あ”ん?いいやろ、別に出んでも」

「いや、そういうわけにはいかないだろ。会社行事だし」

「でも、まだ酒飲めんやん。未成年やし」

「まぁ、法律ではそういう事になってるけどな。守る奴がどれくらいいるかは知らんけど」

 

現に高校1年でディスコデビューした自分も当時は普通に飲んでいた。全く自慢出来たものではないが。大学に入れば部活動の新歓コンパで否でも応でも飲まされる。二度ほど潰され死の淵を彷徨った(※イメージ)

 

「ま、何にしてもオレのことは会社にバレない様にしておいた方が身の為かもよ」

「あ”?なんで?」

「いや、バレればお前が幹事をやらされる確率が高くなるからさ」

「あ、そーゆーこと」

「そうなったら#忘年会スルーどころじゃなくなるぞ」

「めんどくせー」

「それに、皆の注目がお前に集まることになるだろうし」

「あ”?なんで?」

「だって、『オレの息子が客で来る』なんて言ったらスタッフが皆、お前のこと見に来たがるだろ」

「つーか、言わんかったらええやん」

「それではオレが面白くないやないか」

「絶対にバレん様にしよ」

 

というわけで、どういうわけだ?まぁいい。というわけで誰か一緒に忘年会をしませんか?この際、マンツーマンでも、

いや、むしろマンツーマンがいいです。

ただしお相手の選考基準はかなり高めに設定してあります。取り敢えず性別で篩にかけることになりますので悪しからずご了承下さい。

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