「風呂」から「ニーハイ」に至る可哀想な「鮒」
本日11月28日は「いいニーハイ」の日だそうな。Twitter上でいわゆる「ニーハイソックス」の画像が多数出回るニーハイ三昧日和となるらしい。因みに昨日11月27日は「鮒(ふな)の日」で、だからなんだと聞かれても興味以前に鮒とは馴染みがないものだから全く答えようがありません。
「お父さん、今日なんの日かわかる?」
と一昨日の晩、次女が訊ねてきた。車内で聞くラジオからその情報は散々伝わってきたので答えは簡単だ。
「わかるよ『いい風呂の日』じゃん」
「ブッブー!残念でしたー!不正解!」
「えー、じゃなんの日?」
「うんとね、新しい校長先生の誕生日」
わかるわけないじゃないの。今年から赴任してきた校長先生のことだ。多少の興味はあろうが誕生日などには全く興味がない。
「じゃぁね、校長先生の車のナンバーはわかる?」
「ひょっとして11-26?」
「正解!あったまイイー!」
馬鹿にしてるのか?
「それでね、新しい校長先生、自分の誕生日が『いい風呂の日』なんで温泉研究に目覚めてその世界では有名な人なんだって」
「へぇ~、そうなの?」
俄然、興味が沸いてきた。それは自分にしても無類の温泉好きだからだ。そこで少し調べてみたら、なんと温泉についてのコラムニストだけでなく、温泉カリスマの異名を持つお方だった。
「でね、私のお父さんも温泉好きでした、って話したらね、『でした、って何?』って聞かれたもんで、昔は毎週休みの日に行ってましたって」
「うん、うん、だったよね」
「でも私と姉が大きくなってもう男風呂に入れなくなったから行けなくなりました、って話したんやて」
「まぁ、そうだな」
「そしたら『お父さん、一人では行かないの?』って訊かれたもんで、『温泉よりも私たちと一緒の方が嬉しいみたいです』って言ったら『いい、お父さんだね』って」
「まぁ、作り話にしても間違いではないな」
「でしょ?株を上げておいたからお小遣いちょうだい」
「それとこれとは話は別」
「チッ」
しかし、温泉カリスマとはどの様な人物なんだろう?一度、お会いして話を聞いてみたいものだ。しかし昔は日帰りではあったが温泉の為だけにわざわざ遠出までしていた。次女も来春には中学生だ。そろそろ休みの日くらいは開放してくれないかな?そうなれば何方か一緒に温泉に行きませんか?旅情気分が味わえる家族風呂を探しておきます。当たり前だが女性限定♡
以下、過去の思い出を抜粋