氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

雲上のひと時@伊吹山山頂といえども暑い

ただでさえ少ない休みにも関わらず、人手不足も伴って早朝に限らず夜も出勤を余儀なくされている今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。恐怖のお盆はもう、直ぐそこまで迫っています。

休みが少なかろうが何だろうがまだ年端もいかない子ども達にとっては「そんなん知らんがね」といったところだろう。一体全体、いくつまでが「年端もいかない」年齢なのかとググってみたら、単に「幼い」とあった。もう幼くねーだろーよ。友だちつかまえて一緒に遊べよ、と突き放してみたところで、昨今はどうやら時代が違うようだ。どうやらもこうやらもそんなことは既にわかっていたことだけどね。

自らが小学生の頃は子ども同士にもご近所付き合いというものがあった。年齢の上下を無視して、良いことも悪いことも遊びを共有することが当たり前の様に行われていた。たまたま自宅に遊びに来た同級生でさえ、ご近所のコミュニティに無理やり組み込まれやりたくもない「スイカ泥棒」をさせられたことがある。あの夏、皆で食べた露地栽培の「ちんちん」に熱くなったスイカは今でも鮮明な記憶として蘇る。

それはともかく、例え暑いからとはいえ自宅にこもりエアコンの風にあたりながらゲームに興じたりYouTubeで「ドラえもん」を観ているだけでは健康を損ねるだろう、ということで、夏の休日限定だが少しショートトリップしてみた。

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標高が高けりゃ少しは「涼」を感じることが出来るのではないかと安易な思惑で向かった先は「伊吹山」。当然、娘たちの足では麓から登るだなんてことは想像の彼方なので、ドライブウェイを利用してのことだ。

が、しかし甘かった。今夏の暑さは標高1377mでも全く揺るぐことなく、頂上までのわずかな登山道であるにも関わらず1本1本のシワの奥深くまで全身くまなく汗にまみれまくった。登山と聞くだけで身の毛がよだつ高所恐怖症の我が家の長女ときたら、通常の汗に冷や汗、脂汗が混ざりそれはもうこの世のものとは思えぬほどの滴り様。「いつ雨降った?」と訊かれても然もありなん。

少しでもアウトドア的旅情を味わうには工夫が必要だ。炎天下ではあったが汗だくになりながらもすすったカップラーメンはまぁまぁウケが良かった。夏休みの思い出作り第一弾は一先ずこれにて終了。少しでも安くあげる為のカップラーメンだったが、ドライブウェイに掛かる料金3,090円をすっかりと忘れていた。

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