GABAでデキストリンなピンクと抹茶
ひょっとしたら自分は病んでいるかも知れない。
9月の平均気温が過去最高となるかも知れないとラジオでニュースキャスターが話をしていた。それが病にいっそう拍車をかけた様だ。話は一昨日に遡る。
最近は事務的作業による一時的な精神ストレスが多いような気がしてならない。加えて食後の中性脂肪や血糖値の上昇が気になってしょうがない。そんな時は我が掛かり付け医を訪問することにしている。そう「クスリのアオキ」だ。
なんという偶然だろう。今日は運良く「水曜ポイント5倍デー」の日じゃないか。少しばかり澱んだハートに清水が流れ込んだ、そんな気がした。
ふとドリンクの棚に目をやると、カフェオーレが二つ仲良くならんでいる。何故かふと目をやる先に何かが仲良くならんでいる光景をよく見かける。それがいつのことだったか何の話だったかは忘れてしまったが、とにかくそういうことがよく起こる。
「ピンク」と「抹茶」
カフェオレなのに、色目がこの2種類であったことに目を惹かれたのは迂闊だった。当初はただのいちご風味、抹茶風味というだけの邪道なカフェオーレだろう、などと高を括っていた。
ところがたかがカフェオーレくんだりに偉そうな但し書きがある。
「事務的な作業による一時的な精神的ストレスを緩和する」
「食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑える」
えっ?なんだと?!
それはまさしく今の自分に必要なことではないか!!
オマケによぉ~く見ると、価格が「おつとめ品83円」になっている。
まさに千載一遇のチャンス!…で、ピンクと抹茶の両方を即座に握りしめレジへと向かったのである。
結局、体調の不良も、往々にして精神や肉体のバランスに乱れが来ていることが多い。となれば、栄養補給もバランスが必要だろうということで、ふたつ同時に摂取を試みた。
「同じ味やんけっ!!」
見た目の違いこそあれ、味は全く一緒だった。が、一時(いっとき)でもその言葉を信じ、和みやバランスを期待し、結果、騙されたとしても、騙されたもん勝ちの様な気がする。今回は自分の様なひねくれた治験者のせいでメーカー側に多大なるご迷惑をお掛けすることになったとしても、十分にプラシーボ効果は実証できた…かと思うが、これがプラシーボ効果を狙うものではなく、メーカー側の実証に導き出された真実だとしたならばどーもずびばせん。