お使いのお駄賃
お昼を済ませもっこ、もとい、まったりしていたら電話が鳴った。
「看板のポールに『Lアングル』を取り付けてあったんですけど知りませんか?あれがないと動力電力が引き込めないんです」
そもそも『Lアングル』ってなんじゃらほい?なにやら電気屋がワーワー言っていると建築士からの電話だった。
「看板を取り付ける時にそれまで取っ払っちゃったんじゃないですか?」
先日、懇意にしている大工に看板設置の件を相談したら、「それくらい自分がやってやる」と言って頂いたのでお願いすることにした。そして看板は無事取り付け完了。ありがたいことにその時に出た全ての鉄くずまで処分してくれると言う。ひょっとしたらその中に入っていたのか?
あわてて大工に電話をした。
「あー、なんかあったような気がしますねぇ」
「あの鉄くずってまだあります?」
「はい、ありますよ」
「じゃ、取りに伺ってもいいですか?」
「今、パチンコ中なんですよ」
「何時に終わりますか?」
「それは運次第?」
そりゃ、そうだ。物は車に載せてあるそうだが、ホームセンターやジョーシンなども収まる複合商業エリアだけにやたらと駐車場が広い。車を探すことも困難だ。
「じゃ、取り敢えず2時頃に来てもらえます?」
四の五の言っても仕方がない。1時半に着いちゃったけれど、やることがないから同じエリアにあるスーパーで井村屋様の『ミルク金時』を購入した。これ置いてあるところって滅多にないんだよね。
2時になり電話をすると、きっかりその時間の表に出て待っていてくれた。で、『Lアングル』が何なのかもわからないまま鉄くずを全て回収し現場へ向かう。途中、いつもの西友によると『パピコ(マスカットオブアレキサンドリア)』と『アイスの実(濃いもも)』を暑い中待っていてくれた電気屋さんに「どうぞ」と『パピコ』だけ手渡す。
『アイスの実』は現場を離れてからこっそりと頂いた。
その後、「クスリのアオキ」に寄りダニ捕りシートと『大人なガリガリ君ゴールデンパイン』を買うと自宅に帰りさっそく『ガリガリ君』を貪った話は以上です。
おまけ