氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

床屋が筋トレになってソリティアがお迎えになった話、で〆はミニストップdeスイーツなday.

雨が降ると髪型がどうにも落ち着かない。幼き頃は自慢のストレートヘアだったが、次第にカールし始めいわゆる癖毛となってしまった。これが加齢の実態だ。朝起きて鏡を見る。見事なボンバーヘッドだ。まるで家中の湿気を全て吸収したかのように爆発している。持てる者の悩みというものもあるんだよ。


そうだ床屋、行こう。という事で朝も早くから床屋へ出かけた。行きつけの床屋は片道約3km南西に行ったところにある。晴れならば歩いて行くことが殆どだが、雨なので当然、車を使った。8時半のオープンに合わせ10分前に到着すると、既に4名様が先着し雨の中並んでいた。どんだけ暇な連中なんだ。


「おはようございます。いらっしゃいませ」

チーフの肩書を持つ女性が扉を開けお客を迎え入れる。ただ、自分の顔を見るなり、

「今日、◯◯店長休みなんですよぉ」

と教えてくれた。店長が自分の担当ということを知っての配慮だ。


「えっ?GWって床屋さんも繁忙期だよね?いいの、休んで」

「それがですね…」

耳元で小声で囁く。

「濃厚接触者になっちゃって、あ、彼は陰性でしたけど、ほら、外に出られないじゃないですかぁ。で、丸っとGW期間中はお休みなの」

「ありゃりゃ、そりゃ大変だ」

仕方がないからすごすごと引き返すことに。しかし、社会人になってからはずーっと今の職業だと言っていたから、彼にとっては貴重なGWとなったかも知れない。


帰宅すると坊主が出かける用意をしていた。トレジムに行くというので同伴することに。白内障手術の為、筋トレも止められていたから久しぶりのジムだ。とうとう腕相撲で坊主に太刀打ち出来なくなってしまった。悔しいから奴がドウェイン・ジョンソンを目指すのであれば自分は武田真治を目指してやる。やっぱり髪の毛がある奴が勝ちだと思う。


ランチタイムを経て地味にソリティアで遊んでいたら電話がなった。嫁の実家の電話番号だ。ジジババのところに泊りがけで遊びに行っている娘からだろう。

「お父さん、迎えに来てくれん?お母さんに『何時に迎えに来てくれる?』って電話しただけなのに、『私が迎えに行かなあかんのかね!』ってわけわからんキレ方するもんで…」

「あぁ、いいよ」

どうせそうなるだろうと始めから覚悟はしておいた。


さっそく出かけようとすると顔を見るなり、

「迎えに行ける?行けないのならば私が…」

と言いかけたのを制して、

「最初から迎えに行く気などねぇだろ。たまには親の顔を見に行ったらどうなんだ」

嫁の実家に顔を出す機会は自分の方が圧倒的に多い。義父母との関係は良好だがその娘との関係は微妙だ。

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白内障の手術、白内障の手術、昼からの送別会と4月に入ってからの日曜日は3回潰れていた。久しぶりに3人揃ったところでミニストップへちょっと寄り道。となればスイーツでしょ。写真左から「ハロハロ果実氷白桃」に「グルクル飲むクリームソーダゼリー」、そして一番右が「ハロハロパチパチレモンコーラ」だよ。

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さて、ミーがチョイスしたのはどれでしょう。正解者にはお客様番号と合計金額の上三桁がピッタリ賞だったレシートをタダであげゆ。

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